記憶の範囲で・・・
小4のときに初めて貰った。T子さんからだった。
小5のときはクラス替えがあったのにT子さんがくれた。ほかにM穂さんからも貰った。
小6のときはT子さんがくれず、M穂さんとM保さん(読み方は同じ)からもらった。
中1のときはT子さんと同じクラスになり、親密になったのでもらえた。ほかにY子さんから。
中2のときはTさん(T子さんとは別人)から「小6のときに渡そうと思ったけど渡せなかった。」
と言われて手渡されたほか、C子さんからも貰ったし、M保さんから再びもらった。それと先輩で
M絵さんから貰った。このM絵さんは素敵だったけど、当時年上の女性とつきあうという感覚が欠如
していて惜しいことをした。この時点で本命はTさんだった。
中3のときはTさんとM保さんから貰ったが、この2人が親しいので、俺は苦悩した。
いらない苦悩の結果、Tさんとつきあえないまま卒業してしまった。
高1のときは三度復活したT子さんからとその友達のM美さんから貰った。M美さんは義理だが、T子
さんの場合は過去にも途切れたことがあったので、この時点で俺は永年の義理であると判断したが、
後日これがミスジャッジだったと判明した。それに気づいたときは既に遅かった。
本命Tさんとも俺の優柔不断な態度が原因で疎遠になってしまった。他に同じ高校のMさんから貰った。
高2のときはT子さんからはもう貰えず、M美さんが義理でくれたのと、同じ高校のK子さんからだけ。
K子さんとはつきあってみたが3ヶ月で破局した。
高3のときは後輩のK江さん、J子さん、H美さん、K里と何故か年下からのものが多く、M美さんは義理でも
くれなかった。K里は当時の彼女なので当然なのだが。
大学に入って最初のVDでは、同じ大学のM子さん、S子さん、K子さんに、前年の後輩諸君のうちJ子さんとH美さんからは
宅配便で送られてきた。その冬、俺は帰省したときに久々にT子さんと(偶然に)会ったので、もしやと期待して
いたがダメだった。K里との遠距離恋愛は春休みに破局。別の学部のK子さんとひょんなことから知り合って意気投合し、
つきあっているようないないような関係になった(性的関係はないまま)。
2回生のときはK子と同じ学部のCさんからもらった。性格や考え方は絶対にK子さんと合うのに、
悩ましいボディにフラフラと惹かれてCさんとつきあい始めた。K子さんに恨みを買った上に、Cとは半年で破局。
3回生のときはCさん(上記の悩ましいボディのCとは別人)、S子さん、A子さんに家庭教師先の教え子である高2のK子
さんから貰った。この中でA子さんは義理だった。CさんかS子さんを選ぶに当たって、俺はまた迷った。Cさんはわがままの
極致ともいう性格だが、俺には可愛く見えたし、感覚が合っていた。S子さんは純真すぎるくらい純真。傷つけるとまずいと
いうタイプ。結果的にはたまたま知り合ったM世とつきあってしまい、Cを激しく失望させた(らしい)。
卒業前のVD、M世と破局した俺はCから貰いたかったが、貰えず、S子さんはその時点では義理になっており、非常に寂しい
一日になった・・・・と思ったらポストに宅配便の不在連絡票が入っていた。なんと中学時代の大本命Tからだった。
俺は嬉しくて飛び上がってしまい、受け取ってすぐにTに電話をかけた。もうこのチャンスを逃してはならない!
だが留守。俺は採集の新幹線に飛び乗って、深夜になったにも拘わらずTに会いに行った。彼女からの手紙には「卒業してから
会わなくなって、もう何年もたったし、わたしを覚えていないかもしれないけど、1月●日に降った雪を見ていたら、中2の冬に
大雪が降って、そのとき初めて一緒に下校したこと、転びそうになったわたしを支えてくれたことを思い出しました。思い出すと
なぜか涙が出てきました。そのことだけ伝えたいと思ったけど、そっけない感じだし、バレンタインにチョコをあげたこともあっ
たから、もう一回あげてみようかな、と思いました。迷惑かな?」とあった。
そしてずっと心の中でTのことが引っかかっていたこと、今も修学旅行で一緒に写った写真を大事にしていること、もう迷わないし、
逃げないことを彼女の両親がいる前で一気に喋った。彼女がポロリと涙を流し、父親までが涙を流した。
「娘をよろしくお願いします。」という父親に「いや、そこまでの展開は早過ぎますよ。」とは言えなかったので、本当に逃げようが
なくなってしまった。