お仕置きされた話じゃなく昭和40年代後半頃に私が目撃した昭和のお仕置き談を。

近所に住むあゆみちゃんの家からよくペチン!ペチン!っと何かを叩く音、それから「こんな悪い子はお尻ベンペンです!」ってお母さんの声や「痛いよ〜!ごめんなさ〜い!」っという声がよく聞こえてました。

ある日の事、私はその一部始終を目撃したのです。


うちの庭で遊んでいると「あゆみ!ちょっとこっちへいらっしゃい!」っというお母さんの声が聞こえてきたので、「あっ!いつものお仕置きが始まるんだ!」っと思って、あゆみちゃんの家の塀の側まで走って行って聞き耳をたてていました。


「さっきから何回もお尻の穴を掻いて…また下着を汚してますね?」


あゆみちゃんはいつもジャージの上からお尻を掻く癖がある子でした。


その癖とお仕置きがどういう関係なのか気になった私は塀の隙間から覗いてみたのです。


あゆみちゃんはいつもの紺色のジャージを履いていました。


「あゆみ!今日はお通じがありましたね?お尻は綺麗に拭きましたか?」

いかにも教育ママといった感じのお母さんがあゆみちゃんに厳しい口調で尋ねました。

「うん…ちゃんと拭いたよ…」


「うそおっしゃい!さっきから何回もお尻の穴を掻いてましたね!お尻が痒いのはお尻をちゃんと拭いてない証拠ですよ!今日はお尻の検査をしますからね!後ろを向いてお尻をこっちに向けなさい!」