これはX年も前の事ですが、私が生まれ育った地方は、治療でもお仕置きでもやいとが盛んで極日常的に用いられていました。
父方、母方の祖父母、父母の子ども時代は、治療にお仕置きにやいとで躾けられて育ったそうです。
そんな環境に生まれ育った私達兄弟、姉妹のお仕置きは、何の抵抗もなく「やいと」が定番でした。
皆中学校へ行く様になるまでは、悪戯が過ぎたり、親の言付けを守らなかったり、口答えをしたり、勉強を怠けたり、兄弟(姉妹)喧嘩をしては度々やいとのお仕置きをされました。
やいとは日常茶飯事で、我々兄弟(姉妹)の「ちりげ」、「命門」、「殷の目」には当時の証として大きな「やいとの痕」が残っています。
最近の子供達には想像出来ないでしょうね。