俺が中学の時にイジメを見て見ぬフリする若いオナゴ教師がいた。
俺は一匹狼系の不良だった。 そのオナゴ教師の態度に腹が立ち
「おうこら、先公さんよ〜、おめー何の為に今そこにいるんじゃ、
 組を見渡せや! そこでいじめられてるのがおろううが!」
と俺は言った。すると組中が静まり返り、オナゴ教師は俺の元へ来て
ペシッと痛くも何ともないビンタをしやがった。
 「せ、先生に向かってな、何よ、その口の聞き方は・・!」
俺は呆れたね。 こんな馬鹿でも頭さえ良けりゃ先公になれるって現実が。


今、俺はその悔しさを胸に中学で教師をしている。