小３の時の担任は定年を控えたババアだった。
俺は無実の罪で２回叩かれた。
中３だったら実力行使していたかもしれないが、小３だったから
悔しさを噛み締めるだけだった。
その後に俺は地域のトップ進学校に進んだ。定年後の余生を送っ
ていたババアはそれがさも意外そうだった。
そして大学入試で俺は旧帝に合格した。俺の小学校からの友人
でババアのお気に入りだったヤツは地方国立工業大をスベッた。
その結果にババアはえらく不満そうで、「入試はみずもの」とか
「試験の結果が人間の価値を決めるわけではない」とか俺に言い
やがった。
それで俺も「職業が世間で言う聖職だからと言って人間の価値が
高いわけではないですからね、先生のおっしゃることはごもっと
もですよ」と言ってやった。
その時のババアの悔しそうな顔は見ものだったなぁ。
しかし小３の頃の恨みを引きずる俺もどうなんだろうな？