ちっちゃい時肺炎で入院して
毎日母がきてくれた
ある日母はおもちゃを買って来てくれて
そのおもちゃというのがコロコロ転がしてラインがひけるようなスタンプだった
それで遊んでみると不器用だった自分はラインがまっすぐにひけず
それだけで腹が立って「こんなんいらん」と泣きわめいた
それでも母は「ごめんな、お母さんが悪かったな」って言ってた
いまおもえばなんてわがままだったんだろう
退院してお母さんの自転車のうしろにのっけてもらって帰ってるときも
足が車輪にからまってびっくりして「お母さんのせいや〜!」って泣きわめいたり
今でもそんなこと思ってないのに
ささいなことで腹が立って「うっとおしい」とか「だまれ」とか…
ごめんよ親不孝で