顔を合わせた瞬間にでも、もしも医師の方から

「今日は大変ななか見せにきてもらって申し訳ない 軟骨が飛び出てしまったとききました
昨日、縫合は別の医師に任せましたが今後は自分が最後まで責任を持って対応するので安心してください」

といった言葉でも、なにか一言でもあれば、その後の受け取り方はまったく変わっていたと思います。

軟骨が飛び出た理由がわからないのなら仕方がないですが、まったく飛び出た事実に触れようとしないという不誠実な対応ではなく

「手術の際、最善は尽くしたがなんらかの理由で傷口がひらいてしまい 怖い思いをさせてしまって申し訳なかった
ただ、軟骨は一欠片しか出ておらず鼻のデザインに関してはあまり変化がないように感じる 様子を見て万が一 納得がいかない仕上がりになった場合は再手術もさせていただくので安心してください」

といった言葉を、たとえ本心でなくても、一人の大人として、医師として言えなかったのでしょうか。

他の看護師が見ている手前、一患者に先生様である自分が不信感を伝えられている姿は見せたくなかったのかもしれません。

だからこそ、私が話し始めてすぐに場所を移したのだとも思います。
ただ、そんなプライドはさておいて、美容外科の医師としてのプライドをもった心からの誠意ある対応をしてほしかった

ただそれだけなのです。