X



トップページ物理
1002コメント395KB
【SI?】電磁気学の単位系を考える【cgs?】
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0001ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2018/10/20(土) 01:23:38.04ID:JxNAem+J
 来年(2019年)、SI単位系の大幅な改訂に伴い、質量の単位が130年ぶりに変更されるそうです。
そこで、昔からある困った悩みの種である、電磁気学の単位系の対立構造について考察しませんか?
0002ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2018/10/20(土) 01:25:27.79ID:JxNAem+J
【参考資料】《SI-1》
 「 The introduction of a fourth electric unit, independent of the mechanical units,
 is decisive for the fruitfulness of these dimentional considerations. We choose for
  this the unit of charge Q, which as a matter of convenience we may identify with
  the coulomb if we wish. In this matter we avoid the "bed of Procrustes"of the
  cgs-units, in which the electromagnetic quantities are forced to take on the well
  known unnatural dimetions.」『A. Sommerfeld "Electrodynamics"(Accademic Press, 1952)』
0003ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2018/10/20(土) 01:26:37.30ID:JxNAem+J
【参考資料】《SI-2》
 「 We regard the dogma of the scientific superiority of the three purely mechanical units
 cm, g, sec, which for example is supported in Kohlrausch, Praktisch Physik, is outmoded.」

                『A. Sommerfeld "Electrodynamics"(Accademic Press, 1952)』
0004ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2018/10/20(土) 01:27:56.22ID:JxNAem+J
【参考資料】《SI-3》
 「 Although Gaussian units offer distinct theoretical advantages, most undergraduate instructor
 seem prefer SI, I suppose because they incorporated the familiar houshold units (volts ,ampere,and watts).
 In this book, therefore, I have used SI units.」『 D.J.Griffiths "Introduction to Electrodynamics" 3rd. ed.
0005ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2018/10/20(土) 01:30:08.38ID:JxNAem+J
【参考資料】《SI-4》
 「 Using the mks system, as it is presently constituted , for electromagnetic theory is akin to using
  a meterstick to messure along an East-West line and a yardstick to mesure along a North-South line.
  To mesure E and B in different units is completely antithetical to the entire notion of relativistic
  invariance. Accordingly we will make use of cgs(gaussian)system of units exclusively.」

   (注:EとBは太字)         『 M. Schwartz:"Principle of Electrodynamics"( Dover , 1987 )』
0006ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2018/10/20(土) 01:30:27.97ID:???
単位系絡みの科学系読み物啓発書にコラムぐらいでいいからゲージ原理について触れてる本ない?
0007ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2018/10/20(土) 01:33:07.87ID:JxNAem+J
【参考資料】《SI-5》
 「 The use of SI units beclouds the obvious connections between the E and D fields, and the B and H fields,
  as well as precluding a simple relativistic unification of the E and B fields.
 [...] I should also mention the introduction (in SI units)of two misnamed constants( ε0and μ0)
  that have no physical meaning and serve only to complicate EM for biginning sutudents as well as
  working physicists.」

  (注:E,D,B,H はすべて太字)   『 J.Franklin:"Classical Electromagnetism"(Addison-Wesley, 2005 )』
0008ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2018/10/20(土) 01:33:53.39ID:JxNAem+J
 さて、ここからは最近読んでギョッっとしてしまった書籍からの引用:

 「ガウス単位系の跳梁跋扈」
 「ガウス単位系の導入は電磁気学の歴史の中で最大の失策だった」
 「責められるべきは、発案者のヘルムホルツやヘルツではなく、その後の合理化
 のための改善(有理化、力によらない電磁量の定義)の成果に背を向けて、
 古い単位系に固執している人々である」
 「3次元単位系が時代遅れであり、ジョルジによる4元単位系を使うべきである
 ことは、ゾンマーフェルトによって(see 資料 SI-1)80年以上前に指摘されている」
 「特に3次元のガウス単位系は、EとD、BとHをプロクルステスの寝台で
 力まかせに大きさと次元を揃え、区別のつかないものとしてしまった。この結果、
 D、Hが軽視されたり、ε0,μ0,Z0が物理定数として正当に扱われないという
 不幸をもたらしたのである」
0009ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2018/10/20(土) 01:35:01.18ID:JxNAem+J
(続き)資料SI-4 (←電磁気を学ぶ者なら必ず知っているはずの有名な名言)を、
「物理的に誤った主張」と断じ、こう続く「ガウス単位系は相対論をめざしてつくられた
ものではないので、このようなコメントは的外れである」
「E、B(そしてD、H)が同じ次元をもつのは、
ガウス単位系の短所ですらある」
「相対論的不変性をいうのであれば、時間 tと空間 xはそのままにしていることと矛盾している」
「この著者(資料 SI-4を書いたシュウォーツと思われる:引用者注)は
ガウス単位系といいながら、実はJ/c0を電流密度とする
修正ガウス単位系を断りなく使っており、さらなる混乱を招いている」
0010ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2018/10/20(土) 01:35:21.30ID:JxNAem+J
(続き)「誤った記述をいちいちあげつらうのが目的ではないが、こういった記述を
継承する我が国の教科書も少なからず存在し、教育上影響を及ぼしていることは
間違いないので、あえて取り上げた」
「これらの教科書においては、以下のような誤った主張がされているので注意が必要である。
例えば、」
「H、Dは補助場である」
「μ0は単なる係数であり、物理量ではない」
「マクスウェル方程式にc0が現れるガウス単位系は相対論的で優れている」
「真空が誘電率をもっているのは物理的ではない
(ガウス単位系でもSIでも、真空の誘電率はゼロではなく、分極率はゼロなのであるが
勘違いがあるようである)」
「こうした記述のあるテキストは、過去の混乱を繰り返し再生産するものであり、
電磁気学の正しい理解の障害となるので、避けられるべきである」
0011ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2018/10/20(土) 01:36:22.61ID:JxNAem+J
 さてここからは私見………開いた口がしばらくは塞がらなかった…というのは、
>>10 にあげられている「誤った主張」の全てを、個人的には、これまで…
…実に30年以上、だなwずっと鵜呑みにして信じていたからである。というのも、

「電場と磁場を同じ単位で量るガウス単位系あるいはヘヴィサイド単位系が

         合理的で美しい」(太田、2000)

に、物理的に強力な説得力を感じたからでもある。そして、太田先生と同じ立場に
あるのが、ジャクソン、パーセル、ファインマン、フレンチ、…と、枚挙に暇がない
ほどなんだよ?いったい誰がそれを文句をつけられますか?全員、ノーベル賞クラス
の大物理学者たちだよ?
0012ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2018/10/20(土) 01:37:25.12ID:JxNAem+J
 そして、現在の状況としては、まるでさながら前期量子論が誕生した当時の大混乱状態なのである。

検討のため太田先生の本を読むと、「うん、やっぱりこっちが正しい」と思えて、
そしてまたこの批判を考察すると、「あー、ファインマンでも間違えるのかなぁ」
目から鱗が取れたのか入ったのか…?

ショックを受けたのは、この、太田先生の教科書にある記述(単位系限定だけど)
に対する、ほぼ全面的否定に等しい批判が、やはり物理的に強力な説得力=合理性
を備えている、と感じたからである。
0014ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2018/10/20(土) 01:38:24.50ID:JxNAem+J
 も一個引用:「SIに向かう時代の流れを、悪貨が良貨を駆逐する好例のように喧伝
する向きもあるが、それは全くの誤りである。cgs電磁単位系とcgs静電単位系を無理矢理
融合させてつくられたガウス単位系は過渡的なものであり、今になって、電磁気学の誕生
以来の臍帯がようやく脱落しようとしているというのが正しい見方である。残る課題は
ジャクソンの後半のSI化である」

#しかし2ちゃんと5ちゃんって、もお既に別モノなのか?
0016ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2018/10/20(土) 01:41:53.24ID:JxNAem+J
 実は他の(高名)文献もぼつぼつチェックかけてるんだが、それがもお

     SIなんか糞!cgiサイコー!

ってぇ立場なのが結構あって…とほほほほ。
0017ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2018/10/20(土) 01:43:24.04ID:JxNAem+J
>>16
【訂正】わかるだろーけどw
×:cgi
〇:cgs
0018ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2018/10/20(土) 01:43:44.47ID:???
単位系座標系の選び方に依存しないよう構築していく「べき」というのがゲージ原理のことなんだし。
0019ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2018/10/20(土) 01:50:55.69ID:JxNAem+J
>>13
…ちぇっ!…やっぱそこツッコミ入ったか。すいません。ごめんなさい。
実はね、私は「本は必ず買って読め。図書館で借りるのもダメ。ましてや書店で
立ち読みなど厳禁じゃ!」っつー固いポリシーの持ち主なの。

 んで、下手にこんな所に書き込むと、立ち読みで、出たばかり(でもねえかw)
その書籍が手垢だらけになるのが見ていて耐えられないのよ。昔のマクドナルド・
キャンペーンで書店の辞書・事典が手垢(とりわけポテトの油)だらけになった
騒動のトラウマが…

わ、忘れただけだからね、あくまでも忘れてただけなんだからね!?
0020ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2018/10/20(土) 01:53:10.12ID:JxNAem+J
 それにしても、この問題は、最初2ちゃんねるの「ギョッとして我が目を疑うトンデモ」
スレッドに投下したんだけど、なぜかそれが行方不明なのでスレッド立て直したんよw

もう連動…完全に同期はしてないの?<2&5ちゃん
0021ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2018/10/20(土) 02:06:04.92ID:JxNAem+J
では、太田浩一『電磁気学』(丸善 2000)より、

「…真空中においても、ε0EやB/μ0を異なる物理量として導入するSI単位は不合理である。」(上 p.24)

「…また、γ=1になり、電場と磁場の単位が異なる」

「…しかし、真空が1と異なる誘電率や透磁率を持つのは変であり、…」
0022ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2018/10/20(土) 02:07:31.35ID:JxNAem+J
>>21
(もちろん、あくまでも私見だが)別に1と異なる誘電率・透磁率もっててもええやん。
…って気がしてきた最近のボク。
0023ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2018/10/20(土) 02:19:42.04ID:JxNAem+J
>>13
著者の一人は、日本物理学会の泣く子も黙る巨人!
0028ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2018/10/21(日) 00:46:52.70ID:???
>>20
> なぜかそれが行方不明なので

スレッド一覧を「ギョ」で検索してでてくるやつじゃないの?
(※「ギョッ」ではヒットしない)
0031ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2018/10/21(日) 16:35:53.95ID:???
文献の名前も挙げる気が無いならまじめに議論する気もないんだろうな
日記か何かと勘違いしてんのか
0033ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2018/10/22(月) 04:14:50.60ID:QAxCCJ51
【謎本より】(続き)
「 …当然のことながら、最近では【EB対応が多数派】を占めるようになってきた。
しかし、並行してちょっと困ったことが起きている。
E、Bを大切に扱うあまり、【D,Hを排除しよう】とする傾向である。
【DやHは補助的な場】であり、特に【真空中においては意味のない量】なので【使用すべきではない】という主張である。
たとえば、磁場について、「真空中では、透磁率μ0は定数で、磁束密度Bと磁場の強さHは比例しているので、
【2つの場の量があるのは無駄】である。【BはベクトルポテンシャルAの空間微分】という点で、【より基本的な量である】
ので、【Hは補助的な場の量】である と見なすべきである。」などと、【やみくもに変数を消去】する拙速さは残念である。

 D,Hを補助場とする考えが蔓延する理由の一つとして【ガウス単位系の影響】が挙げられる。
ガウス単位系ではEとD、BとHはそれぞれ同じ次元をもつ量であり、
特に真空中では値も等しくなってしまう。そのため、【D、Hの意味】が必ずしも理解されず、
【分からないものはあまり使わないでおこう】ということになる。」

                 【D、Hは補助場ではない】(2018, p.139)より
0034ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2018/10/22(月) 04:32:56.51ID:QAxCCJ51
さて太田先生はというと…、

「 …この本(高橋秀俊 1959 裳華房)も、磁荷から出発する。拙著(太田 2000)では、
 【パーセル、ファインマンに与して】【D,Hを電磁場と認めない】立場を取ったが、
 極端に違うのが今井先生の『電磁気学を考える』である。(中略)

 E,Bばかりでなく、D,Hを基本料とする数学的、公理的あアプローチは不可能とはいえないが、
 原子論を否定し、ボルツマンを苦しめたエネルギー論を思い出してしまう。
 【微視的に見れば《電磁場は2種類》】で、それを平均したからといって電磁場と物質場が混じるわけはなく、
 【電磁場は2種類しかない】、《D、Hは人工物》である、とするローレンツが分かり易い。】」

 「日本の教科書に多いが、《真空中においてさえ電磁場が4種類ある》などというのは理解を超える。
 【ベクトルポテンシャルが基本的な物理量】であることが分かっている現代では、
 【Φ、Aだけを用いたローレンスが基本】であり、【D,Hの役割は二義的】である。

 また、日本の教科書の多くは、【ミンコフスキーのD×Bを電磁的運動量】としているが、認めることはできない。」

                          (太田 2000 p.606)
0035ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2018/10/22(月) 04:38:48.85ID:QAxCCJ51
>>29
やぁ、そうだったんですか。アカンなぁ、18年前の本しか参照しないってのはw

ところで、シュプリンガー版と東京大学出版会版では、
どのような変遷が見られるのでしょうか?「本は買って読め!」派としては、
なかなか新しい版を買う銭が、銭が…。そんな金があったら他の本買うしw
なかなか大きな図書館にも行けないし、おまけに閉架から何度注文しても、
旧版しか出てこないという不思議現象も多発。
0036ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2018/10/22(月) 04:45:18.11ID:QAxCCJ51
>>18 【秘密本】より。
「 物理量やそれらの関係を与える方程式は、物理法則そのものではなく、
 それを式の形で「表現」したものにすぎない。
 したがって、その表現形は 単位系の選び方(次元の選び方)に依存する。

 物理学における方程式は普遍なものではなく、
 単位系、すなわち規約に依存するものであることを忘れてはいけない。」(同書 p.109)
0037ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2018/10/22(月) 04:49:08.06ID:QAxCCJ51
…アカンなぁ〜、タイポけっこーあるわw
これら、コピーじゃなくって全部手打ちしてるんやで。そんなオレって素敵やん!?
0038ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2018/10/22(月) 04:52:49.78ID:QAxCCJ51
>>25
なんだ、俺以外にも読んでる人がいたのかw。

ところで、上記の引用部、書いてるのは佐藤先生?やっぱ北野先生かな?

ちなみに、この「良い本」、本当に面白い所(=本質的)は引用してません。
しません。他にたくさんよいところがありますんで、どうか買って御覧ください。
0051ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2018/10/31(水) 13:29:58.52ID:???
各種場の日本語名称も混乱の元だと思う
Bは磁束密度なのにDは電束で、Eは電場なのにHは磁場の強さ、とわけがわからん。
0056ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2018/11/07(水) 23:02:17.42ID:???
>>55
北野には一通り書いてあったとおもうけど
これだけ読んで分かる人がいるのかな
結局,多様体からやるのが速いのでは

松本 多様体の基礎 は良かったよ
0061ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2019/07/05(金) 05:41:32.80ID:???
マクスウェル方程式―電磁気学のよりよい理解のために (SGC Books)を注文した。
超関数での扱いが気になるので。

にしてもくっくっくウゼェ。
0062ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2019/07/09(火) 21:39:41.07ID:???
>>61
自己レスだが
想像以上に
「幾何学から物理学へ」 2019年 06 月号 [雑誌]: 数理科学 別冊
と内容的に被ってるなコレ。
0063ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2019/07/21(日) 01:57:15.80ID:???
電磁気の単位はこうして作られた―「電磁気学」の発展と「単位系」の変遷を辿る 単行本 ? 2003/5
木幡 重雄 (著)

これ買ってみたが
よくこのレーベルでこんなガッチガチの科学史的なの税抜き定価1900円で出したなって感じ。
0064ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2019/08/06(火) 05:59:44.99ID:???
2018/11/16 に国際度量衡総会(CGPM26) (パリ・ヴェルサイユ国際会議場)にて決議され、
2019/05/20 に施行された。

D.B.Newell et al.: Metrologia, Vol.55, L13〜L16 (2018)
The CODATA 2017 values of h,e,k and Na for the revision of the SI

 h = 6.62607015 × 10^(-34) [J・s]
 e = 1.602176634× 10^(-19) [C]
 k = 1.380649  × 10^(-23) [J/K]
 Na = 6.02214076× 10^23   [1/mol]

http://iopscience.iop.org/article/10.1088/1681-7575/aa950a/pdf
http://www7b.biglobe.ne.jp/~fortran/education/CODATA2017.pdf
0065ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2019/08/06(火) 14:16:49.54ID:???
SI基本単位
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
1メートル(m) :=「真空中で1秒間の 1/299792458 の時間に光が進む行程の長さ」(1983)

1キログラム(kg)  プランク定数h を 6.62607015×10^(−34) ジュール秒とする。(2019)

1秒(s) := 「セシウム133原子の基底状態の2つの超微細準位(F=4, m=0 および F=3, m=0)間の遷移に対応する放射の周期の
9192631770倍に等しい時間」(1967-1968)
     ただし、絶対零度のもとで静止した状態にあるセシウム原子に限る。(1997)

1アンペア(A)  電気素量e を 1.602176634×10^(−19) クーロンとする。(2019)

1ケルヴィン(K)  ボルツマン定数k を 1.380649×10^(-23) ジュール毎ケルヴィン とする。(2019)

1モル(mol) :=「 6.02214076×10^23 の要素粒子又は要素粒子の集合体(*)で構成された系の物質量」(2019)
        * ただし、組成が明確にされたものに限る。
0066ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2019/08/24(土) 09:33:16.71ID:???
定義により
 c = 2.99792458×10^8 [m/s]
 h = 6.62607015×10^(-34) [J・s]
 e = 1.602176634×10^(-19) [C]
また、
 ε。 = 8.8541878128(13)×10^(-12)  [F/m]
したがって
 α = ee/(2ε。hc) = 0.0072973525693(11)
 1/α = 137.035999084(21)
0067ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2019/10/23(水) 00:59:48.65ID:???
真空の透磁率
μ。 = 1.25663706212(19) × 10^(-6) [H/m]

4π × 10^(-7) = 1.25663706144 × 10^(-6)
は捨てたでござる。
0068ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2019/10/23(水) 01:29:00.69ID:???
CODATA推奨値(2018)
 1/α = 137.035999084(21)

電子の磁気モーメントから
 1/α = 137.035999160(33)     ハーヴァード大 (2016)

Cs-133 原子の反跳速度から
 1/α = 137.0360000(11)      スタンフォード大 (2002)
0069ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2019/11/28(木) 21:51:00.90ID:rYUwID4z
すいません、単位系の問題からは外れますが、>>34…の最下段の問題、

   「アブラハムの運動量密度vsミンコフスキーの運動量密度」

は、まだ未解決のままなんでしょうか。十年くらい前の論争って、まだ決着
ついてないんですか?その後の進展どーなってるかご存じの方おられませんか?
どちらを採用しても問題(例えば相対論的に)があることくらいは記憶してるんですが。
0070ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2019/11/28(木) 22:03:03.65ID:rYUwID4z
>>34
ミンコフスキーの方を採用すると、相対論的に問題があるから、
太田先生は「認めるわけにはいかない」ということなのね。ならばアブラハム
ならばええかってーと、また別の問題が…。
0071ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2019/11/28(木) 22:55:56.71ID:rYUwID4z
しかし、ちょっとしたの連中は、なぜ

ISBN:4130626043

とか、なぜ読まないのか。トンデモは言うに及ばず「正統派」自認する輩をや。
0072ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2019/11/29(金) 02:05:01.33ID:VIRlE2uo
>>40
…ほ、ほんまや!東京大学出版会版にもこんなページないわ。

それどころか、巻末の、お薦め本のコーナーから、和書が全滅しとるがな。
洋書しか紹介されてない。何でだよ?今井功「電磁気学を考える」面白いのに。
いったい何があったのか。
0073ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2019/11/29(金) 02:22:11.10ID:VIRlE2uo
>>29
確かに。「消えた」ページがあるんですね。でも、>>21の記述は
最新の東京大学出版会版でもそのまま残ってますね。消えたページ
の主張は、取り下げたということなのか、確認…
…うえー、また6百ページ読むとか…
0074ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2019/11/29(金) 20:05:29.70ID:i97N4ob+
>>73
索引まで入れると七百ページあるわw

驚いたことに、「遠隔作用(論)」「近接作用(論)」という用語、
本文中に山ほど登場するのに、索引にない。
0075ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2019/11/30(土) 23:56:51.05ID:T0v7Klek
>>71
 力が中間に媒介物なく、直接、時間の遅れなく伝わる という考え方を遠隔作用論、
 中間の媒介物を通して順々に力が伝わるとする考え方を近接作用論、あるいは媒達作用論という。
 電荷間に働くクーロン力も、電流間に働くアンペール力も遠隔作用であった。これらの力を統一的に
 扱う電気力学を提唱したのがヴェーバーである。(太田 2002)
0076ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2019/12/01(日) 00:04:35.13ID:2i/E37sE
>>71(続き)
 これに対して、ファラデイ、マクスウェルの近接作用論が勝利を収め、古典電磁気学が完成した、

 という教科書の説明が多いが、誤りである。

              (太田 2002)

この続きが知りたい方は、是非自腹を切ってね。今ではオンデマンドになっちゃってるけどね。
0077ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2019/12/01(日) 03:23:13.09ID:P/SaY4Dz
こんなのも。

>>76
 …マクスウェル理論によって、それまでの遠隔作用論のすべてが否定された
 ように言うのは誤りである。          (太田 2012)
0078ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2019/12/01(日) 13:25:05.31ID:???
>>77
>それまでの遠隔作用論
のような理論があることは現代でも誰も否定しないが、

ベクトル・ポテンシャルの近接作用が量子実験から物理的に観測されるなど
現在の物理実験・観測を統一的に説明する現代物理の理論はすべて近接作用である。
帰納的に推論すれば観測可能な物理宇宙には、遠隔作用の物理現象が存在しない。
0079ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2019/12/01(日) 16:00:55.93ID:YSMruVeO
>>78
やあ、お久しぶりですね。今、出先なのでご挨拶のみ…。

まあ、確かにこのままでは初学者に誤解を招きかねない引用の仕方でご免なさい。
ナントカ史観みたいな「正義が悪を退治して、今日も科学は大勝利!」みたいな
こと書いてあるのを目撃すると、ついイタズラしたくなっちって…。
一般相対論と、それ以外の重力理論たち…の関係、みたいなもんでしょうか。

しかし、>>1 から読み返すと、面白い=発展性のある=教育的な話題がけっこう
見つかるというのに、なぜここまで過疎…物理板が物理板ではなくなっちゃった
のっていつ頃から?





「近接作用」の候補として、EPR とか持ち出すのは反則?
0080ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2019/12/01(日) 16:13:21.70ID:eVid9WId
>>78
これまた失礼、>>79には、消すつもりだった記述が残ってます。
そのせいで自分で論点ずらしてますw
0081ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2019/12/01(日) 16:32:40.64ID:37t/Qb6u
>>4 読めば分かることなんだけど、けっこう前から参考書スレッドで話題の「グリフィス」って、
「ホントはcgs-Gaussの方がいいんだけど、長いモノには巻かれて妥協して仕方なくSI使うわ」派
なんだよね。

佐藤=北野 本英訳して読ませたら、グリフィス先生、どんな反応示すか見てみたいな。
北野先生の論文(もちろん英文)、アメリカまで届いてないの?




…でも正直、今でも「相対論的不変性」に捨てがたい魅力感じる自分がいるw
0083ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2019/12/01(日) 23:39:13.43ID:yedAEMRy
>>82
ホントだ、うちからも繋がらないよお。
0084ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2019/12/03(火) 02:13:10.65ID:+4HoDylJ
>>79
×:「近接作用」の候補として、EPR
○:「遠隔作用」の候補として、EPR

ちなみに高橋 康「古典場から量子場への道」1979
の第1章は「近接作用の考え方」
0085ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2019/12/04(水) 01:05:25.30ID:QO0ZtSMe
>>76
>>77
(このままだと[太田先生まで]誤解さるるだろうから)
太田先生の立場は、あくまでも

   「現在では遠隔作用は存在しないと考えられている」(太田 2012,2000←たぶん)

です。
0086ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2019/12/04(水) 01:34:52.63ID:QO0ZtSMe
どこかのスレッドで話題になっている「ミクロ」から「マクロ」を の件。

 「微視的物理から巨視的物理を導こうといういき方でおもしろいのは、梅沢博臣氏による最近の試みである。(中略)
講演集「場の量子論と多体問題(1977)」を参照されたい。
ただし、この講演集は残念ながら市販されていない。」(高橋 1979)

 ただし、この講演集は、市販の図書の中のどこかで見た記憶がある…はず…なのだが…、
高林と混同してるかなあ…w
何せ1979のハナシだから、すでにout of dateかなぁ…。
0087ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2019/12/05(木) 21:51:22.71ID:A4yU/0oR
シュッツ「相対論入門 上 特殊相対論」旧版 より。

「SI単位系は歴史的な所産であって、メートルとか秒とかに何の原理的意味もない。」
まあ、そりゃそうだろな。

「これは単に人間が使うのに便利なだけである」←これまたその通り。

「そこで新しい時間の単位としてメートルを採用しよう。」←…と、まあ、自然単位系を導入〜。
0089ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2019/12/06(金) 23:55:06.89ID:rPnUlrS3
>>88
まちごおてしもて、どもごめんなしあおおきに。
でも志村しむら、>>84
0090ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2019/12/11(水) 17:26:46.63ID:7t4EfbwA
>>34
…今井功「電磁気学を考える」なう。面白い。凄く面白い。めっちゃ面白い。
ジャクソンや、ぱのふぃりなんかの教科書とはまた別の面白さがある。今井功すげえ。
やっば「物理学を作る」レベルの先生は、何か頭の造りが凡人とは根本から違うわ。
もしも物理好きで、まだ読んだない奴がいたなら、是非読むべきだ。ただ、本業の研究等
で忙しい人にはお勧めしない。あくまでも暇をもて余してて、その暇を有意義に使いたい!
という連中向け。
0091ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2019/12/11(水) 17:40:32.67ID:7t4EfbwA
>>90
その今井先生(残念なことに故人)の単位系観。
「…つまり、MKSA単位系は単に工学的に便利だというのではなくて、物理的にも十分根拠があり、
また教育的にもむしろGauss単位系などよりもすぐれていると考えられるのである。」
「これらの諸法則の表現の美しさから見ても、
MKSA単位系がGauss単位系にまさることは明らかであろう。」
「一部には、MKSA単位系は理論上、教育上不便であるとの意見があるが、これには筆者は
まったく反対である。」
0092ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2019/12/11(水) 23:01:40.76ID:7t4EfbwA
>>34
「高橋秀俊 1959」は「磁荷から出発」するらしいが、「今井 1990」には
「磁束量子、モノポール(磁気単極)」なる節があり、やはり「磁荷」が登場する。
でも「…磁力線が1点に集中する点磁荷すなわち磁極の存在を要しない」のね。

面白いのが「電気と磁気の双方に公平な単位系」として、「VAMS単位系」なる新単位系
を提案されていること。MKSA単位系(←SI単位系でいいか)のkgの代わりにV(ボルト)を
仕様し、これが「磁流」の単位となる。電磁気では、あまりkgは登場しないので、
確かに理に叶っていると思う。

を定義して
0093ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2019/12/12(木) 15:00:16.32ID:???
SI単位系は素人が混乱しないように難しい部分を隠したんだろ
そのために意味のある物理量でもない真空の誘電率とかをでっちあげたのさ
0094ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2019/12/12(木) 23:57:18.41ID:???
単位なんて基準なんだから何でもいいじゃん。
日本はメートルキログラム、アメリカはヤーポン。
それでいいじゃない。
0097ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2019/12/13(金) 22:19:22.86ID:???
単位系や基底の選び方に依存しないように物理法則は記述されるべきという原理があってだな・・・
0099ご冗談でしょう?名無しさん
垢版 |
2019/12/13(金) 23:57:00.64ID:elSZUSIn
なんだか「太田浩一を読む」みたいな流れなんで、この際三十年間悩み続けているアポリアの件
聞いちゃいます。誰か教えろ下さい。

 長さLメートルの、円筒同軸線路に電池繋いでスイッチonしました。流れる電流、つまり電子の
平均移動速度、いわゆるドリフト速度は極めて遅く「カタツムリといい勝負」の、いいとこ
毎秒0.1から10cm位だそうです。にもかかわらず、玄関にあるスイッチを入れた瞬間に、遠くにある
風呂の明かりが点灯します。玄関で出会ったカタツムリさんに「風呂のデンキつけてきてな、頼むで」
とお願いしてもこうはいきません。なーぜー!?…の答えは三十年以上前からごぞんじです。ちゃんと
した教科書ならもれなく乗ってますし。

問題は、ここから、なのです。………あ。今手元に太田本がありませんので、この続きはまた明日。
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

ニューススポーツなんでも実況