>>892 簡単説明のつづき
飛行機の翼の境界面に当たる気流Vは真横に吹く一様流Uとは向きと速度が異なる
ここが重要でVはUの関数であって、これが分らないとダウンウォッシュ馬鹿になる。

英語wikiのLiftの図でも判るように気流Vは斜め上方向に上昇して翼に当たり
翼上下面にそって流れた後、緩く下降して元の一様流Uに戻っていく。
つまり翼に当たる気流Vがアップダウンする高さはせいぜい翼の長さの数倍といる。

また、気流Vの斜め上方向の流れ(アップ)が無いと翼に作用する力のベクトルが
垂直になることが出来ないから(流体力学的に)、抗力が発生することになる。
結局、(エネルギー散逸するまで)何処までも斜め下に流れるダウンウォッシュなど
無い。