>>26

この種の実験は量子の「遅延選択実験」と言われている。

偏光フィルムのあるスリットを通過した時に、水平振動・垂直振動という
情報を付与されて通過経路が確定するため、まちがいなく波動から粒子へ収束したはずの光子(電子)が、スクリーン衝突前に斜め偏光を受けることで、波動性を取り戻す。

このことは、斜め偏光を受けることで過去に起きたはずの収束が変更されることを示している。すなわち、今起きたこと、あるいは未来に起きることが過去を書き換える例と言える。

水平偏光は水平振動の光子(電子)を選択的に通過させ、垂直偏光は垂直振動の光子(電子)を選択的に通過させる。この二つを重ねると光子(電子)は通過できない。
しかし、水平偏光と垂直偏光の間に、斜め偏光を入れると、光子(電子)は減じるが
通過できるようになる。
直交した偏光を重ねると光子(電子)は通過すできないが、直交してない偏光を重ねても、
光子(電子)は減じるが通過できることによる。
これは、偏光を受けた光子(電子)は過去の情報を消去されるかららしい。

スクリーン衝突前に偏光を受けた光子(電子)は、過去を書き換えられるように見えるから
不思議である。

素人の私にはこれが精一杯。
観測や、収束の問題は、専門家でも匙を投げているわけだから、一刀両断にわかりやすく
説明するのは無理でしょう。