>>133
記事ちゃんと読めてないと思うぞ
キーワードは「弱測定」

弱測定とは量子状態の重ね合わせを壊さずにその状態を測定する観測手段である...とwikipediaには書いてある

量子状態の重ね合わせとは 確率的重ね合わせのこと
これを極力壊さないように観測できる方法があるということらしいな

具体的なイメージをサイコロの確率分布で考えてみると
普通にサイコロを振ると1/6の確率で1から6までの値のいずれかが出る
これを偶数と奇数どちらが出るかという新サイコロを仮定するとこれが「弱測定」に相当する
{1,3,5}{2,4,6}のいずれかが実現するが
奇数が出たとしても情報はそれだけで{1,3,5}のいずれなのかはわからない つまり重ね合わせ状態がまだ残っている

このようにすれば
2つのスリットをそれぞれ確率1/2で通過するような実験結果が出るであろうことは想像できる

この記事で驚くのは「量子状態の重ね合わせを壊さずにその状態を測定する」ことを実際に実験で実現してみせたことだ
つまり量子は確率的重ね合わせで記述されるもので、測定によって確率的収束という結果が出ていることを確認できたということ
(この実験では確率的収束が1/2ずつに分離した)