”唯一古典世界”の義務教育からの刷り込み呪縛から、あと一歩で脳が解放できる。

我々が住んでいる世界は古典物理に見える「仮想現実」だと認めればいいだけだ。

人間は何万年も知らなかったが、20世紀初めに「仮想現実」のほころびを発見した
つまり、「量子現象」が古典物理学では説明不可能であると発見した。
古典的な仮想現実の世界に住む我々でも数学、物理学を構築できるということだ、
”仮想現実の我々の古典世界”と”ほころびから見える量子世界”の2元論解釈が
コペンハーゲン解釈になる。
量子宇宙を前提とした
「多世界解釈」の個々の世界は”仮想現実の我々の古典世界”とメタ解釈できる。

仮想現実の我々が実施するベル実験などの量子現象の実験結果は
”確率論の頻度解釈が成り立つ仮想現実だけが生き残る”と説明できる。
例えば、生き残った仮想現実のなかでは量子現象の起こる確率が1/2ならば
仮想現実の実験による頻度も1/2に近づく。

量子力学により我々や観測装置が、波動関数や状態ベクトル等と解釈するよりも
量子宇宙が創り出した”古典力学的な仮想現実の世界”である。
とメタ解釈することで遥かに理解しやすくなる

唯一の古典物理世界を仮定する必要も無く、古典装置の観測(射影)による
波動関数の収束などという表現も必要なくなる。
コペンハーゲン解釈が実際問題で上手く行ってる理由もそれから理解できる。

観測問題を解決してモノリシックな量子力学を完成させることが最重要課題だ。