>>624
補足
例えばロケットの後端を観察対象者の原点とします。
観察者から見た、ロケットの先端の位置をxとします。
観察者から見て、ロケットはvtの速度で動いていますから、
x-vtは、観察者から見たロケットの長さとなるのです。
ところがロケットは、観察者から見て1/γ倍に短縮しています。
よって短縮の割合の1/γで割ってやれば、ロケットの内部にいる観察対象者からみた見たロケットの長さになるのです。
つまりctは観察者の時間、vtは観察者から見てロケットの速度です。
この式の意味は、明確に合っています。

ただ単に数式を追うだけではなく、きちんと意味を考えなくてはいけません。
その意味をよく考えること、つまり物理学的に考えると、式の意味が理解できます。