フックの法則では、バネに発生する張力の大きさは伸びとバネ定数の積から計算できるが、
なぜ張力が発生するのかは説明できない。
なぜ発生するのかは
 バネは金属原子で構成されることが実証されている。
 原子間の相互作用に関しては、電磁相互作用であることが理論的に示される。量子力学だな。
 さらに金属の結晶構造を考えて、各原子には平衡位置があることも示せる。物性物理・統計物理だな。
 で、外力で平衡位置からズレると復元する方向に力が作用する。
 これが、バネの張力。
のように、合理的な理論に帰着させて説明しないといけない。
要するに、普通の物理で説明できるってことだ。

流体力学も同様で、連続体の釣り合いの式を解いて圧力や流速の大きさを計算するだけで、
なぜ揚力が発生するのかは説明できない。
で、説明できないが、圧力分布は詳細に計算できるから、それで良いではないか。

流体力学が万能、とか思い込んでると、バカになるよw