第4章「e^iπ=-1の直観的イメージ」を読むからね。

まずは、eとは何か?
eとは微分して自分自身になるもののこと。
d(e^x)/dx=e^xということだ。解析的に定義されるものなのである。
これを同値変形していくとe= lim(1+d)^(1/d)にもなるけど、あくまでも上のように考えた方が良い。

iとは何か?
iは代数的に定義されるものだが(i^2=-1)、ここでは変換の意味を考えて幾何的な意味付けをしている。すなわち「原点を中心にした90°回転」ということ。直交だ。
直交性っていうのは非常に重要であって、度数法で90°と言おうが弧度法でπ/2と言おうが平面幾何で∠Rと言おうが何でも良いんだけどとにかく重要だ。これは第3章や第7章にも関係する深い話だよ。

πとは何か?
本書には書いてない。