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KnuthのTeX Bookの前書きを読んでいなければ、英語による会話であれば“TeX”は/teks/と発音されるだろうね

ずっと以前から、Knuthのオリジナルのplain-TeX(に自分流のマクロや他人の書いたマクロを載せて)使うのでなく
LamportのLaTeXを使うのが普通のTeXユーザーの常識(雑誌への論文投稿や書籍出版の際に出版側から提供されるのは
plain-TeX用マクロでなくLaTeX用スタイルファイルだし)なので、ほとんどのTeXユーザーはKnuth のTeX Bookなど読まない

従って、KnuthがTeXをどう読ませようとしていたかに関して、ほとんどのTeXユーザーは知らないまま(La)TeXを使っている

そもそもLamportが彼の巨大なマクロパッケージと言うべき代物に“LaTeX”という名前を付けた時、明らかに/lateks/と
呼ばせたいと思っていたであろうことは明らかだしね

あの名前を[latex] (IPAによる発音表記)と呼んでも何も面白くないが、/lateks/つまり[lateks]と読めばラテックス“latex”という
意味のある単語の音と同じになる(英単語としてのlatexは多くの場合に天然ゴムを指すが、実際には高分子などの微粒子が
安定して分散し存在している乳濁液であり、様々なスタイルファイルを組み合わせて使えるように環境といった概念でplain-TeXを
整理したLaTeXの中で様々なスタイルマクロが安定して共存できるイメージに繋がってる印象を個人的には持っている)