ロシアのサハロフ博士、日本の吉村太彦博士、アメリカのワインバーグ博士らによって提唱された仮説は次のようなものです。
●もともと、宇宙創成直後の超高エネルギーの世界では、粒子と反粒子が対消滅、対生成を繰り返し、それらは同数あった。
●それらの大部分は宇宙の冷却に伴って対消滅してしまった(消滅のエネルギーが宇宙の膨張で薄まって、再度対生成できなくなった)。
●しかし、粒子と反粒子で反応法則にわずかな違いがあり、その差の分だけ粒子だけが残った。

とありますが、対消滅で生まれた膨大な光子のエネルギーは収支的にどこに消えたのでしょう?
残った物質が10億分の1だと、莫大な量のエネルギーが現在も存在しないと、おかしいのでは