これも散々議論されているテーマなのだが、
近似的に重力源(エネルギー源)を無視できる時空間では、
一般相対論は不要。
一様重力場の時空間(リンドラー時空)などは、「適当な」座標変換で、
大域的にミンコフスキー時空にできるから、一般相対論は不要。

しかし、「適当な」は要注意で、なんでもありではない。
逐次ローレンツ変換の範囲で「適当な」ってこと。
重力源が無視できない場合は、大域的にミンコフスキー時空にできる様な、
「適当な」座標変換が存在しない。
これは、一般相対論の範疇で、エネルギー・運動量テンソルの密度分布を、
計算に入れる必要が生じるケース。