問19.
さて、モナー1号のオーナー・ニシ氏は航空研究家だったので
自分のモナー1号で飛行ができるのか設計してみた。いわゆる電気飛行機である。
天才的な発想と素材とモナー1号用のモーターを使って、モナー1号に付けた翼は
対気速度100ktでトータル1500kgのモナー1号改を浮揚させた。その翼は
条件にかかわらず、揚力/抗力=10であった。また、揚力∝速度^2であった。
国交省に申請したところ、特例として民間空港を使い1,500フィートの高度でなら
試験飛行が許可された。高度を変更するときの垂直方向の速度は±10フィート/秒
しか許されなかった。

1)モナー1号改に必要な滑走路は何メートルか? 滑走中の空気抵抗は翼の抗力
のみとする。モーターの最大出力は100kWとする。
2)モナー1号改の電池で持続的な飛行は可能か? 可能であれば何km飛行が
可能か?