1.4755214×10^40個の基底状態にあるセシウム原子気体を箱に詰めておく。
これを2つ用意する。
一方の箱の中に詰まっている1.4755214×10^40個のセシウム原子期待に対して
2S1/2の超微細準位間(F=3とF=4)の遷移周波数である
9192631770Hzの電磁波(マイクロ波)を浴びせて全ての原子が
励起状態になったとき、この箱のエネルギーはもう一方の箱よりも高い。
エネルギーと質量は等価なので、マイクロ波を浴びせた箱は浴びせていない箱よりも1kg重くなっている。