>>212
それは人間原理で説明可能だ。
つまり、人類が生まれて今ここにいる確率が計算上ありえない程低いとしても、
それを観測できるのは、そのあり得ない程低い確率が実際に起こった世界でしかありえない。
もっと簡単に言えば、日本人は世界の1%の種族としても、日本で観測すればほぼ100%。
これと同じ。ありえないような低確率な事象でも、実際それが起こってる現場では
それが当たり前のように存在する。ありないような現象が当たり前のように存在するから
観測者は違和感を抱く。ただそれだけの事。

物理法則が生命、人類の発生に都合がよすぎる問題も、超弦理論によって既に説明可能とされている。
つまり超弦理論は11次方程式で、その解は10の500乗個あるとも言われる。簡単に言えば、
我々の住む宇宙は10の500乗個ある可能性の内の一つに過ぎない。それだけ膨大な数の
並行宇宙が存在するなら、一つぐらいに人間の生存に最適な物理法則を持つ宇宙があっても
不思議はない。そしてそんな宇宙は、実際知的生命が発生した宇宙でしか観測不可能。
観測者のいない宇宙を観測する事は出来ない。ありえない程低い確率でしか起きない事象が
当り前のように観測される理由は、たったこれだけの簡単な理屈で説明可能だ。