>>3
> 法則って呼ばれないのは全部仮説だろ

厳密に言えば法則も実は仮説だよ
但し、幾多の実験によってその成立が確認されているので単なる仮説とは確からしさの程度において随分と違うが

なので、スレタイの疑問に答えると、

  物理学においては数学での(証明済みの)定理のように絶対的に正しいと言える形で証明された法則は存在しない

純粋に理屈だけで言うと、物理学の法則と仮説とは実験による確認をどれだけ経ているかという確からしさの程度が違うに過ぎない
物理学における法則と仮説との関係は数学での定理と予想(または仮説)との関係とは全く異なる
因みに物理学における原理は数学での公理に相当する役割を担っている(が、原理も一種の仮説に過ぎないと言えば過ぎない)


余談
そりゃまあ、数学の定理だって、その「証明」と言われてた代物が「実は間違っていました テヘペロ」となるケースは現実に存在するが、それはまた別の話

ついでに言えば、数学での定理とその証明の正しさを究極に近いレベルで保証しようとしている「活動」が数学の形式化と呼ばれるもの
これは、数学を記述する言葉を形式言語(プログラミング言語のように計算機が機械的に処理可能で曖昧さが入らない言語)にしてしまい、
形式言語化された定理の証明を、計算機上の定理証明検査系(定理の証明そのものは人間が考えて入力する、その証明に抜けや飛びがないかを
計算機がチェックするプログラムで、以前はやっていた自動定理証明プログラムよりもずっと簡単なので、バグが入り込む可能性を大幅に減らせる)を
使用して行うというものだ