「タイムマシン」は物理的に可能だ。
・相対性理論はタキオン自体の存在を否定していない
・量子力学では量子もつれの非局所性事象が実際に起こる
2100年、1つの宇宙コロニーが2つに分裂して亜光速で互いに逆方向に
運動している。2つのコロニーは原子時計と暦が同じで人も双子が分かれたとする。
AB両コロニーともタキオン物質転送装置を開発している。
相対論からAの暦2120年、Aから観測したBの暦は2110年としてAから
Bに人aを転送装置で瞬間転送することでBの2110年の世界の双子bに会える。
相対論のウラシマ効果では「未来」にしか行けないが、「過去」に行ったことになる。
Bの2110年からAを観測すれば2105年だから、Bにいるaは転送装置で
2105年の過去に帰れるはずだが、転送装置は正常に機能しない、が過去に転送は可能だ。
なぜならaの因果律を破るためランダムな情報になって転送されてしまうからだ。
このタイムマシンではタイム・パラドックスは生じない。