a,b,c,λは、極座標における、偏角で表現する単位ベクトルとする。

ベルの不等式信者
ρ(λ)は、確率密度関数であるが、装置の影響を受けないものと考えている。
このため、ベルの不等式を破ることはないが、P(a,b)が装置の設定の影響を受けて、特定の相関を示せない。
例えば、∠abを直角としても、a,bの位置関係によって、P(a,b)≠0で、定まった値にはならない。

ベル間
ρ(λ)は、確率密度関数であるが、観測の影響を受けると考えている。
確率密度関数は、
ρ(λ-a),ρ(λ-b),ρ(λ-c)
と考えている。
このため、P(a,b)は、常に-cos(θ)という相関を示し、ベルの不等式を破る。
a側での観測の結果は、
∫ dλρ(λ-a)A(a, λ)B(b, λ)
b側での観測の結果は、
= ∫ dλρ(λ-b)A(a, λ)B(b, λ)
というように、局所性を破ってはいない。