【on熱力学】
「100℃の水、1リットルは100k calの熱をもつ」
「 20℃の水、1リットルは 20k cal の熱をもつ」
「合計 120 k cal の熱となる」
「この2種類の水を混ぜると、60℃のお湯が2リットルできる」
「熱の総量は変わらないが、お湯と水を混ぜたことにより、大きな差が生じる」それは、
「100℃の熱湯があれば、カップヌードルが作れるが、」
「 60℃のぬるま湯ではカップヌードルをつくることはもはやできない」という事実である。
「120k cal という、熱の総量は変わらないのに、両者を混ぜて、熱湯から水に熱が移動すると、
有効に使えるエネルギーが少なくなった」と考えられるのである。