蛇足ですが、これはかなり哲学的な話になりますが、
かつて人間は、人間の生物学的な観測から、人間の居住しているのが平面形状であり、太陽が朝昇って夕方に沈む事象から、地球は平面形状であり、太陽が回っている、と信じていました。(=地動説)

しかし実際には、地球が球体形状であり、地球が自転していました。(=天動説)

今回の図形的な思考実験から推察出来る事とは、これの類似事象なのかも知れません。

つまり、人間から観測すれば、人間の居住する三次元空間は、球体(=立体?)形状であり、360度方向にπ方向へ伸びている、と観測されます。(=物理学的な地動説?)

しかし実際には、人間の居住する三次元空間は、四次元パラボラ曲立体形状である(=四次元空間的に歪んで?いる)、という推察です。(=物理学的な天動説?)

現在の物理学とは、人間からの観測に基づいて構築されています。それは、直交座標系(という人間からの観測)によって数式化され、その数式により構築されています。

しかし実際には、人間の居住する空間自体が四次元空間的に歪んでいるのであれば、それに基づいて数式化されなければならないのではないか?という推察です。

しかし、残念ながら、現在の物理学が上記のようである限り、この推察が物理学に受け入れられる事は難しいのではないか?と考察します。

以上、少し悲しい蛇足でした。