>>19
真の乱数が存在できるのは世の中が決定論で支配されていないこと
という前提が必要である。
決定論とは過去が変更できない性質ゆえに、未来も過去と同じ
性質でなければならないという結論に誘導するものである。
つまり自由意志などこの世にはなく不確定もない、全ては
閉じた因数で成立するという確定的な考えである。
どんなに宇宙がパラレルワールドであっても決定論では
その全てがあるという論理が成立するならば決定論に
反論することはできない。どんな大きな系であっても
閉じた系で考えることは可能であるからだ。
完全なる開いた系を定義すればその決定論の支配力が
なぜ凄いかが分かる。無限大の時空間や無限大の秩序の数では
決定論を否定できない。それは数学で扱える類だからだ。