熱力学を学ぶスレ
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蒸気機関の研究という目的から始まり
現代では化学や物性物理学の基礎となっている熱力学。
その体系は熱力学の法則として綺麗にまとめられているし
扱われる数学も決して高度ではないはずなのに
エントロピーだとか自由エネルギーだとか化学ポテンシャルだとか
直感では理解しがたい物理量がわんさか出てきて
マクスウェルの関係式が出てくる頃にはもうお手上げ状態という人も多いはず。
そんな初学者を救うスレです >>199
>>200
ああ、スレチって事か。すまん 模型から出発して、熱力学の結果に合うように色々と頑張ったりごまかしたりするのが統計力学。 教科書の著者
清水は古くからあるギブス流を元にしたスタイル
田崎は近年話題になった数理物理の論文を元にしたスタイル
で論理的に穴のないように頑張った本 一度勉強した人が趣味で読むのはいいけど、最初のテキストとしてはどうかなぁ。
>>211
清水・田崎はどちらLieb/Yngvasonの熱力論文に刺激を受けた上で公理的熱力学を構成しようとした書
理論構成はどちらもLieb/Yngvasonとは異なる Adiabatic accessibleとは何ですか それより、しりょうせい、じりょうせい、どっちが正しいの? >>216
wikiったところ、可逆過程で保存される量だからだと思った。 ???熱力学関数の独立変数を示量変数と呼んでいるのではないのか??? 示量変数で表したUやSをルジャンドル変換したものも熱力学関数と言うだろ 関数Sをルジャンドル変換することなんてあるのか?見たこと無いぞ 真意が通じていないみたいなんで更に噛み砕いて表現すると、
例えば内部エネルギーに対してエントロピーは示量変数、温度は示強変数。
一方、ヘルムホルツの自由エネルギーに対しては温度が示量変数、エントロピーは示強変数、
なぜなら各熱力学関数に対してエントロピーや温度は線形性を持ってるから。
と…思ってたし思っているということ。 熱力学関数の独立変数を示量変数と定義するというなら止めないが
別に熱力学は熱力学関数の何か特別な形(線型性)に制限されてないと思うんだけど
どうして線型性を持っていると言えるんだ? >>223
熱と温度という示量性じゃない量で定義されてるけど
なぜ示量性になるの? 独立変数と見なす限り、
線形性の条件、z(ax+by)=az(x)+bx(y)を満たすから。
示強変数だとこうはいかない。
>>別に熱力学は熱力学関数の何か特別な形(線型性)に制限されてないと思う
熱力学では熱力学関数やマシュー関数こそが物理法則で、
十分制限できると思っています。
自由エネルギーは普通に示量性じゃない変数の関数だけどな
温度の関数だし 熱力学は枯れた理論
言葉遊びや数学遊びやっても何も新しい発見はない。教科書用語で十分。
高校生なんで検討違いなこと言ってるかもだけど、
経路A→B(q1+w1)をC1、経路A→B(q2+w2)をC2とする。
A→B→Aという状態変化をC1ーC2として考えると、Aにおける内部エネルギーをUとして
U+q1+w1-q2-w2=U即ちq1+w1=q2+w2が成立する。
これじゃ駄目なの?
q1+w1>q2+w2ってのは経路の距離が違うってことだと思った 随分昔の話題だけど、それで合ってる。ただ、力学でもやったようにエネルギーの基準はどこでもいいので、
この場合は、エネルギーの収支だけを考えたほうが効率がいい。(つまり「Aにおける内部エネルギーU」は要らない)
経路の距離が違う、というのはよく分からないけど、エネルギー変化量に差があるってことは、京都行きと飛騨行きくらい違うものだってこと。 上に出てたのは
>U+q1+w1-q2-w2=U即ち
これがエネルギー保存則で、これを証明してみろという話だよ。
>>228
理想気体の体積は、温度と圧力という示量性じゃない量で決まるけど。
いや、物質量 n がないと決まらないよ。あと RT でエネルギーになる。 >>240
それならエントロピーだって物質量が決まらないと出てこないよ。 体積が示量性なのは明らか
もし不満なら実際に体積を測定すればいい お前ら示量性すら分かってないのか…
田崎や清水や佐々あたりを読んでたら即答しないといけないレベルの問題だぞ Seebeck係数Sは低温で
S=S0+S1 T+S2 T^1.5+ S3 T^3+・・・
と書けますが,S0の起源って何なんでしょうか?
ちなみにS1は電子,S2はマグノン,S3はフォノンです.
麦茶って本当に「自殺」したみたいだね
昨年だったみたいだ・・・
291 : 病弱名無しさん : 2011/09/01(木) 02:24:35.47 ID:ZJv2GXl10 [5/14回発言]
麦茶さん
mixiの最終ログイン3日以上前
twitterの最終ツイート6日前
そして、連絡が一切取れない
本気で心配です。
これを見ていたら、誰かに連絡を取ってください。
お願いします。 >>130
いい問題だな
外界から系に物質が流入することで
系のエネルギーが増加することを理解してれば
簡単にわかるが、意外と理解してない人多いだろうな 定圧かつP=Pexまたは、定圧かつdV=0をみたせば
dH=dqとなるのですね?
P≠Pexって状況で定圧ってのが系の気体の圧力一定を指してるのか外圧一定を指しているのか分からないけど、
P=Pexなら定圧⇒dH=dq でOK dq=dh-vdP
定圧なら右辺第二項は0(圧力の変化量ゼロ)
ゆえにdq=dhでOK 可逆かつ定圧(系と外界両方)⇔dH=dq
でOK?? とりあえず大文字と小文字にもちゃんと意味があるんだぜ
dH=dq は正しくねえよ
定圧なら与えた熱=エンタルピーの変化(=内部エネルギーの変化+外部への仕事)
定容なら与えた熱=内部エネルギーの変化
等温なら与えた熱=外部への仕事
断熱なら外界と熱のやり取りがないので内部エネルギーと仕事でエネルギー交換する。
断熱で外部にした仕事=内部エネルギー減少分。
断熱で外部からされる仕事=内部エネルギー増加分。
不可逆なら上記のやり取りの間で放熱したり摩擦仕事で熱が発生したりで等号が成立しない。
不等号で結ぶことになる。 > 等温なら与えた熱=外部への仕事
これ理想気体だけじゃね
一般には等温可逆過程で 自由エネルギー変化=外部からの仕事 youtubeにあるアルコールランプで動き続けるスターリングエンジン
あれどういう原理なのか誰か詳しく教えてくれ。
炎でシリンダ内空気を等容?等圧?加熱→断熱膨張?等温膨張?→ピストンがめいっぱい出切ったそのあとは?
けんさくすりゃ、わかんだろ
キーワードはディスプレーサーピストン
こどもようにひらがなにしてみますた >>130 と書かないと探すような面倒な事しないぜ 挑戦者なんて書いてるってことは分かってるってことだから、教える必要は無いな >>130の答えがとても気になるので
誰か教えてください。 詳しい不完全微分の取り扱い方や、一般の気体の状態方程式を基礎にする場合にどうやって熱力学変数を定義するのか
について記述のある書籍を探してます、洋書でも構いません 状態方程式なんて熱力学の外から与えられるものを
熱力学の基礎に置けるの? 例えば理想気体の状態方程式なら第一法則とPV=nRTからS,H,A,Gの定義するが
van der Waalsの状態方程式を使ったら違う定義になってしまう
(逆に言えば、同じ定義を採用しても必ずしも状態変数になってくれない)
そこで一般的な状態方程式について各熱力学変数を定義する方法論を知りたいのです 状態方程式から一般的な熱力学を構成するのを諦めるわけにはいかないの?
無理だと思う 構成できるけど
佐々の熱力学ぐらい読んでから書けよ >>286
どうもありがとう、まずその本をあたってみます ただでさえいろいろ関数あってややこしいのに
なんで変数を統一しないの?
ヘルムホルツはFとかAとかあるし
内部エネルギーはUとかEとか
勉強する側の身にもなってくれ >>286
「一般的」であることの定義がお前と違うようだった 佐々「状態方程式と熱容量の具体形が与えられたら熱力学のすべてが求められる」
清水「エントロピーの具体形が与えられたら熱力学のすべてが求められる」
どちらも正しい つまり「系の性質を決めているのは何か?」への答えはいろいろある
佐々は状態方程式と熱容量
清水はエントロピー
そしてどちらも同じ結果を与える 田崎の熱力学って、7章まではおもしろいけど、8章以降はそうでもなくない? 比較できるほど本を読んでるわけでもないけど、すくなくとも強磁性体の話とかは好きかな。あと、付録だけ読んでも面白いと思う。
とりあえず、熱力学として面白いのは8章以降だと思うし、熱力学を「使う」本を読むための手引きとして付き合うのが妥当かなと思う。 >>291
答えは一つだよ
完全な熱力学関数の1つを与えるか,
それを求めるために必要な偏微分方程式の組と境界条件を与える
そんだけ エンタルピーに関しての質問です。
定圧比熱Cpは「定圧条件下」における、単位温度あたりのエンタルピー変化の勾配を表しているのに、
練習問題等では圧力に関係なく、エンタルピーはdh=Cpdtと与えられているのが多々あります。
これはなぜでしょうか?圧力一定でなければdh=CpdTは成立しないはずだと思うんですが。 連続的に圧力と温度が定義できるようなゆるい変化をかんがえてやればいいんじゃない? >>295
1MPaでも0.0000001MPaでもその圧力で一定という条件であれば
温度を一度上げるのに必要なジュールは同じ。
だから圧力に関係ないんじゃない?
dhは定圧比熱という条件付定数に温度変化をかけただけのもの >>295
いつでも成り立つのは C_p = (∂H/∂T) であって dH = C_p dT ではないんだけど >>296
連続的に圧力が微小でゆるやかに変化していくとみなして、微小範囲ではほぼ等圧というのを広げて考えるということでしょうか??
たとえば、練習問題というのはロケットのノズル(添字1とする)に流入する気体と噴射口の気体の状態量が
ある程度与えられており、噴射口(添字2とする)の気体の噴出速度を求めるという問題でした。
熱力第一法則でエネルギー保存より、V2=((H1-H2)+V1^2)^2 (エンタルピーの状態量は与えられていない)
となるのですが、解答ではここでdH=CpdTより、H1-H2=Cp(T1-T2)
と求めていました。ちなみに圧力はP1=13MPa P2=0.1MPaと、全く等圧ではないにも関わらず
dH=CpdTを用いていました。この1例だけなら誤植かとおもいましたが、他にも同様の例があり完全にわからなくなってしまいました。
すみません。
長文を書いてる途中に更新されていました失礼しました。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています