■ブルーヒルズが佐野新都市にシネコンを建設
 地域振興整備公団佐野都市開発事務所は三十日、イオン佐野新都市ショッピングセンター(SC)の南側隣接地約一万二千平方メートルの賃貸予定者に、レジャー施設企画運営会社のブルーヒルズ(宇都宮市一条四丁目、陳賢徳社長)を決定したと発表した。
 ブルーヒルズは、シネマコンプレックス(複合映画館)を中心とした複合アミューズメント施設を建設する。設備投資額は約十五億円で、今年七月に着工し、十二月オープンを目指す。
 同事務所は、シネマコンプレックスを佐野新都市(サザンクロス佐野)内の「文化的核施設」と位置付け、誘致活動を行ったところ、県内外の六社から事業提案があった。
 ブルーヒルズの提案によると、鉄骨三階建てのアミューズメント棟と三層四段の立体駐車場(三階建てで、屋上も駐車場)を建設する。
 アミューズメント棟は延べ床面積約九千六百平方メートルで、一階にゲームセンターなどのアミューズメント施設、カフェ、レストラン、託児所を設置する。二階は十スクリーン、
 千七百席のシネマコンプレックス、三階は映写室。駐車場は九百七十台分を確保する。
 商圏は半径約二十キロ、人口約百十万人。年間売り上げ目標は約十五億円、年間来場者数約百三十万人を想定している。(下野新聞より)