「あしたのジョー」は、「大学生がマンガを読んでいる」と、当時の大人に
眉をひそめられた現象の、まあ代表格だ いわゆる全共闘世代で、ジョーに
反体制のシンパシーを感じていた(右手にジャーナル、左手にマガジンの
時代)

もっとも、小学生にはそんな小難しいことは関係なく、単純に無頼風
ボクシングマンガという部分に惹かれていた

「2」のファンは、その小学生だったのが多かったような気がする すでに
全共闘なんて過去の遺物になり、ごく一部の成田闘争とかで火炎瓶を投げに
行ってた