ぺギラ鰭脚類説というのは昔からあった ぺギラはペンギン=鳥には見えないし、
哺乳類、中でも鰭脚亜目ではないかというもの 同亜目には、アシカ科、
アザラシ科、セイウチ科とあり、牙があることからセイウチの仲間では?
というものだった

ただ、セイウチは身体が重すぎて歩くことができない アザラシも歩くことは
できない 後ろ脚で立つことができるのはアシカの仲間だけ また、泳ぐ際には
アザラシとセイウチは身体をくねらせる(後ろ脚をフィンに使う)のに対して
アシカは前脚をかく ぺギラを海に放てば翼をかくようにして泳ぐだろうし、
これらを総合すればぺギラはアシカの仲間が変異したものという説に説得力が
あるように思う

アシカに大きな牙はないが、地質時代の食肉目の仲間には科のレベルを
またがってサーベル○○というのが現れており、突然変異でアシカに
巨大な牙が生えても不思議はない