>>154
書道などで最初に筆を紙に当てる書き出しの部分、専門用語で云うところの起筆部分を「うったて」「うったり」(実は地域によって微妙に変化する)と呼ぶ
この部分を特別に指して名前をつけるってことは、書道と云うものの価値がそれなりに高い文化背景があるわけで、単純に「書き出しが美しい」ってだけじゃなく、「書の文化において書き出しが美しい」ってことだね
このめんどくさくて回りくどい部分は、その文化の影響圏内にいないと完全には理解できないのだと思う
単語の組み合わせでしか日本語を理解できないキチガイにも、これと似たような思考上の制約がかかっているんじゃないだろうか