見終わって改めて思うのは時代の過渡期的な作品だったなって事
トレンディドラマ隆盛の時代だったりアイドル的なファンの集め方に倣おうと
ロミジュリ的な筋書やメンバーのパーソナリティーを掘り下げる個人回を増やした一方で戦隊のチーム感は薄くなってしまい
それに加えて有名俳優でもあった姿長官の存在感に持っていかれてた印象
ドラマ性を個人から群像劇にまで発展昇華させたジェットマンや
SFファンタジー的世界観を貫きつつ追加戦士の登場で盛り上げに成功したジュウレンジャー
シリーズの転換となったこれらの作品のベースになるようなアイデアがこの時代の試行錯誤の過程で盛り込まれて出来上がった作品て気がする