>>734

「そしてもしカラータイマーが消えてしまったら…
ウルトラマンは二度と再び立ち上がる力を失ってしまうのである(第一話ナレーションより)」

死ぬとは言っていない
またカラータイマーは点滅していたのでいずれにしても絶命はしていないだろう

第一話でウルトラマンは命を二つ持ってきていなかったが死なせたハヤタと会話していた
融合前だったが一時的に命を共有することでハヤタの意識を蘇生させていたのだろう
目は瞑っていたので肉体的にはハヤタは死んでおり、融合前だからハヤタの意識だけが蘇っているような状態だと思われる
このへんはウルトラマンの科学で命がどういう扱いになっているのかメカニズムについては謎である

ゼットンに倒されて瀕死のウルトラマンが蘇生したのはゾフィが一時的にウルトラマンと命を共有したからと思われる
「ウルトラマン目を開け」で意識を覚醒させたのだろう
ハヤタと異なり死んではいなかったものの肉体的には目を開けるのが精一杯だった
肉体的なダメージは残ったままなので一時的に命を共有して覚醒した意識上で会話するしかなかったのだ

その後ウルトラマンは普通に蘇って帰っていたが、ゼットンに絶命寸前の深手を負わされたのに何事もなく復活していたのは不自然だ
これはゾフィがウルトラマンに命を与えたからではないか

つまりゾフィは「(自分の命以外に)スペアの命を二つ携帯してきた」のではないだろうか
自分の命を「持ってきた」とは言わないので、ゾフィ自身の命とは別に2つのスペア命を携帯してきた
その一つをハヤタに与え、もう一つをウルトラマンに与えて蘇生させたのだろうか

「命を2つ持ってきた」というセリフは、そこにゾフィの命も含まれるのかそうでないのかは判然としないのでどちらにも取れる言葉だ
しかし上記理由により、ゾフィ以外に2個(ゾフィのも含めると3個)命を携帯してきたとも考えることができる

しかしそう考えると「私の命をハヤタに与えて地球を去りたい」というウルトラマンのセリフと矛盾してしまう
弱っていたウルトラマンの命は人間のハヤタを蘇生させるには充分だが、ウルトラマン自身の生命を維持するには不充分だったということなのだろうか
ハヤタには新しい命を与え、ウルトラマンには継ぎ足しのような形で命を補充して肉体的なダメージも復元させたとも考えられる

いずれにしてもウルトラマンの世界で命がどういう扱いなのかは依然として謎であり興味の尽きないところである