>>364

ペロリンガ星人は自ら明確に出自を明かしており、その目的から考えてそこで嘘をつく必要性がない
そこについて作品的に疑う余地がないのだ

ノンマルトはその名称が、宇宙人であるセブンにとっては「人間(地球人)」を意味するものだったので重大な疑惑が生じた
それが真一の主張と一致することであったのそので真偽が焦点になったのだ

そしてその真偽については作品中では明確にされなかった
エンディングでナレーションが言っているように、

「すべてが消滅した今、永遠の謎になってしまった」

からだ

作品自体が謎だと結論づけているのだから、ノンマルトが本当に地球の先住民族であったかについて作品的な結論はない

「観た人が好きなように解釈してください」

ということなのだ

だからそこについて作品で描写された部分から状況証拠を積み重ね、もっとも整合性があると考えられる結論を個人的に提示したに過ぎない

それとも、

「真一くんは母の証言通り死んでおり、ダンやアンヌの前に現れた彼は幽霊だった。防衛軍は人類史上初めて幽霊の確保に成功しかけた。それ以外の解釈は許さない」

とでも言いたいのかね?