【ギャフン!!】マグマ大使 18【胡浜三郎もびっくり!】
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
モルはマグマ大使の補佐的な役割で、大きく目立った活躍はそんなになかったが、
マグマファミリーの一員としては重要なポストだった。父、母、息子、じいちゃんという
当時の典型的な家族構成を提示してた。このあたりはウルトラマンでは完璧にオミット
された部分。
しかしガムはマグマとモルの愛の結晶・・・ではなくアースさまが数分でw造られた。
じいちゃんが夫婦の息子を造るという、オドロキのパターン。当時の子どもたちは、
子どもはじいちゃんが造るんだーと思った子もいたろう。w 「モル」という名前は化学の1モルという単位から来てるという情報もあるが詳細不明。
ロケット形態ではマグマ大使と連携して敵を攻撃したこともあるが、妻と夫の仲むつまじい様子は
映像では出て来なかった。ロケット人間なので人間と同じ生殖器や性欲とかはあるのかどうか、
これも不明。アースさまに聞いてみるしかない。
モルのフィギュアだが、大和玩具といふ所から1/6の可動フィギュアが出ていた。出来はよさそうだが
現在では高価になってるようだ。 ガム
マグマ夫妻の子供。マモルをモデルにつくられたロケット人間で、人間の子供と同じ大きさ。
赤白模様のロケットに変形する。一度アースによって人間になったことがあるが、また元の
ロケット人間に戻った。
モルとガムもマグマと同じく熱線砲とミサイルを使えるが、二人は人間と同じ大きさであるため、
マグマのものより威力は数段劣る。アンテナ付きのヘルメットを被っており、このヘルメットは
ゴムの耳覆いのついたものだったが、9話からは一体型の耳覆いが付いたタイプに変更された。
この際水色から、白地の中央に赤い縁付きの青いラインが入るものに変更された。
大使がマモル少年と関わったことから、マグマ夫妻も子供が欲しくなり、その願いを聞き入れた
アースがマモル少年をモデルに長男・ガムを誕生させた。
ガムという名はスポンサーがロッテだったため。主人公のマモルと固い友情で結ばれており、
年恰好も似ていることから、マモルがまず呼び寄せるのはたいていガムだった。 ガムの演者は二宮秀樹氏。途中、「大魔神逆襲」の映画出演のため、ガレオン・ドロックス編のみ
吉田次昭氏が代役で出演。当時は、何の説明もなくいきなりガムが別人になったため観ていた
子どもたちは戸惑った。「あれはニセモノのガムだ」と言う子もいた。w
ガムはおそらく、本編中でマモルと共に最も多く出演してる。マモルがガムのロケットに乗って
空を飛ぶのは、当時の子どもたちの夢であったに違いない。 ゴア円盤との初対決の時、マモルが乗ったガムのロケットを見て、「子どもだと? 俺は子どもとは
戦わん。やんわりと落としてやれ。」とゴアが言ったのは驚きだった。
凶悪無慈悲な宇宙の帝王かと思ったら、実はそうではない一面が明かされる重要な場面。
これは原作者・手塚治虫氏の意向なのかも知れないが、「あくまでも子どもに優しい作品を」
という配慮が見て取れる。 ガムのロケット完成品模型もガレージキットでいくつか出てるが、最も大きなものは
ステルス雷工房さんのもの。実にいい出来だが、高価すぎて買えん。それにもう絶版。
そういえばガムのヘルメットもどこかのメーカーで売ってたが、さすがにあれをかぶって
町中を歩くのは恥ずかしいな。w 別人になったといえば少年ジェットが別人になったときは
これは悪の組織が送り込んだニセモノに違いないとずっと思ってた そういえばマモルママがモルになってた回があると聞いたが本当ですか? >>196
バルザス回ではガムの声変わり事件もあった
あれも仕事の都合なのかな マグマの顔が鉄也の金粉イケメン顔から無表情の能面顔に変わった時のショックは
ワシだけではあるまい あれ以後は、ガムのそっくりさんを使ってたんだよ 正面顔の
そっくりさん、横顔のそっくりさん、後ろ姿のそっくりさん、
シルエットのそっくりさん… 集めるの4週分かかったのだ ルゴス2号がママに化けていたことはあった。モルの変装でママになったこともあったかも知れぬ。
さういへばルゴス2号を倒したのはモルだったな。ママが誘拐されてる最中のことで、
「あの怪人だけがママの行方を知ってるんだ!」とマモルがモルに言ってたと思う。 アースさま
地球の創造主で、長く白い髪と髭をした人間の男性老人の姿をとっている。
ゴアへの対抗のためにマグマ一家を作り出した。地球を創造し、人間を創ったが
全能というわけでもなく、植物は自然発生したものなので御せず、植物体である人間モドキには
お手上げだった。
マグマ大使らを助け、様々なアイテムを授ける。最終話では己の寿命が来たと悟って入滅し、
大宇宙にある神々の里オリンポスへ帰還する。アースさまの指示がないとマグマ大使は戦えない。
マグマは「そういうお言いつけなのです」と言ってた。
キャラクター的にレインボーマンのダイバ・ダッタ師匠と似ているが、演じているのは別の人。 アースさまは本当はウルトラマンにも変身するはずでキャスティングが進んでいた
しかし
@マグマ大使との並立撮影はスケジュール的にきつい
Aハヤタ役には少し老けすぎてはいまいか?
との理由から見送られ、結局ウルトラQ太郎のモグネス回で共演した男にハヤタ役が回ってきたという アースさまはモングラ―でしょうが、あまりに周知の事実なので下記のは気が引けるが。 アースさま役、清水元氏は数多くの映画、TVドラマに出演されておる。
鉄腕アトムの清水マリさんは娘さん。アースさま役が強烈なため、素顔の印象がない。
あの白髭のおじいさんの顔しか思い出せない。
ゴジラシリーズでは怪獣大戦争(1965年) の防衛代表、地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン(1972年)
の防衛本部司令などがあるが印象は薄い。アースさまが最も有名な役であったのではなかろうか。 アースさま登場の時のBGM
♪タ〜ララララ〜 (ホンガ〜ホンガ) タ〜ララララ〜 (ホンガ〜ホンガ)♪
この曲も耳について離れないなあ ごアさま登場の時のBGM
♪タ〜ラッラ!〜 (パピーン) タ〜ラララ〜 (パピーン)♪
この曲も足について離れないなあ マグマの音楽ならワシも負けておれんよ
ゴアの重厚なテーマ♪タ〜ラッタララララ〜♪や、アース様のシーンで
いつも流れてた曲♪タ〜ララララ〜フンニャ〜フンニャ〜♪
マグマ登場の時の主題歌アレンジBGM♪タ〜タタ〜タタ〜タ タタ
タタタ〜ン!♪がとくに印象深い
あと、怪獣のテーマが独特で、とくにガレオンのテーマ♪タ〜ラ〜ラ
タ〜ラ〜ラ タ〜ラ〜ラ タ〜ラ〜ラ♪が最高によい 負けておれんよ自慢はワシが特許省に申請を出している
使いたいなら使用料4126(ヨイフロ)円払っていただく 村上マモル
正義感の強い勇敢な少年。父が「NPI通信社」の記者を務める関係で、ゴアとマグマ大使両者と
関わるようになる。アースの下に招かれ、「ロケット型の笛」をもらう。
この笛を一度吹けばガム、二度吹けばモル、三度吹けばマグマ大使が超音速でマモルのもとへ
駆けつける。本編で使われた超音波笛はガムのロケットを基にデザインされたものだったが、
パイロット版ではロケット型ではない金色の笛だった。
最初の設定では超音波笛はなく、マモルが「マグマ大使ーッ!」と叫べばどんなに遠距離でも
頭にあるアンテナでマモルの声を正確に聞き分けることができるという設定だったという。
この超音波笛、当時はプラモや玩具として発売はされなかったと思う。
近年、オークスというメーカーから電子部品を組み込んだ超音波笛が発売されている。
これは、吹くと実際に音が鳴るというスグレモノ。マグマ大使ファンはみんな持っていた。 この超音波笛はいろいろ謎が多い。マモルを捕らえてマグマをおびき寄せる時、ゴアは
「俺様が吹くと波長が違って感づかれる」と言ってたのに、ママに化けたルゴス2号が吹いた時は
マモルが吹いてないのに全員が飛んで来た。
また、テープレコーダーの録音(吹いたのはマモルではないと思われる)で笛の音をあちこちで
鳴らせ、マグマ大使が困惑したことがあった。
この笛は最終回間近、ゴアに踏みつけられて破壊された。もったいな〜い。
笛のプロップが現存してるかどうかは不明。 ワシも子供の頃、マグマ大使の再放送をテープダコーダーに録音し、笛の音を録音してマグマ大使を
呼び寄せて家来にしようと思ったことがあった。
しかし、録音中、ワシの母(先日86歳で亡くなった)が
「御飯ですよー!」
と叫んだ声も録音されていたため、笛の音を再生してもマグマは来てくれなかった。
真珠を食べる怪獣クジラガマとマグマが戦った時、母は
「れ ワシ、もう一度子供の頃に戻るのが将来の夢。
白黒テレビのダイヤルカチャカチャさせてマグマ大使をリァルタィムで見る。
ガレオンがぬっと顔出して、青血病で「足を切るのは勘弁!」と泣いてる車の男を見ながら震えるんだ。
そんなワシの後ろで、今のワシの半分くらいの年齢の父母がニコニコして見守ってくれてる。
父は、
「実は父さんは人間もどきなんだー!」
と叫んでワシの首を絞めるし、母は母とて
「実は母さんは2号なのよーッ!」
とハフハフハフって笑うんだ。
あの日をもう一度繰り返したい。
そして死にたい。 主な登場人物
村上厚 マモルの父で、「NPI通信社」の記者。資産家の家柄らしく、伊豆に執事つきの別荘を
持っている。
村上友子
マモルの母。夫も息子もすぐにいなくなるため心配が絶えない。第9話でルゴス2号に
すり替えられ行方不明となり、第25話でようやく無事帰還する。
水野デスク
村上厚の上司で第12話までの登場。部下に対して厳しい一面を持つ。
木田記者
村上厚の同僚で、名古屋支局の記者。村上とともに何度も死線を潜り抜けている。
ニセモノが現れマグマ基地をピンチに陥れた。
準レギュラーだったが、第26話から東京支社に転属されレギュラーとなる。
リズ
第9話から第25話まで登場した、村上厚の同僚の白人女性カメラマン。
海老名隊長
第26話より登場する国際緊急出動隊(通称スクランブル)の日本本部隊長。
キャスト
村上マモル - 江木俊夫
村上厚 - 岡田眞澄
村上友子 - 八代万智子
水野デスク - 睦五郎
木田記者 - 黒丸良
リズ - イーデス・ハンソン
海老名隊長 - 北島一男
アース - 清水元 村上マモル
先日ようやく成敗報告ができましたが、
とにかく彼をテレビで見かけること自体が稀、という現状、
なんとかならないものでしょうか……
水野ディスク
私が成敗報告を始めてからは、鳴りを潜めている感がありますが、
彼が何度も悪事を働いていることはわかっています。
いずれ彼の成敗報告をお届けできる日が来るでしょう。 マモル君はその後八墓村に住んでいたという報告が古谷金田一君からありました パパの名前は「厚」っていうんだな。初めて知った。劇中で名前出たっけ?
木田さんはあの溶解するニセモノ怪人がコワかったな 水野デスクはその後、マイティジャック組織に加わったり、SAFでは隊長をやったりしてたな。
演者名は「ムツゴロウ」かと思うてたら、「ムツミゴロウ」が正しいようだ。 ゴア
自称「宇宙の帝王」「地球の征服者」。これまでに数多くの星を征服しており、住民を自軍の戦力と
して取り込んでいる。また、サルタンらは「地球人は宇宙征服をたくらむ残忍な生き物である」
と吹き込まれて戦力参加させられていた。
我欲が強く怒りっぽく残忍な性格であるが、滅ぼした星々の子供たちを円盤内で養うという意外な
一面も持っている。「俺は子どもとは戦わん」と劇中で言っている。
ゴアの声にはエコー処理が施された。造型は大橋史典氏。マグマ大使、ゴア、大恐竜(アロン)の
着ぐるみはうしお氏の自宅で製作された。 ゴアを演じた大平透は当初声優としての起用だったが、助監督が演じていたゴアの演技を
「セリフのタイミングが合わせづらい」として、監督の土屋啓之助に「声優だけのギャラでいいから
どうしても自分でやりたい」と申し出て、第1話から自らスーツアクターも務めた。
大平は長身であったためスーツはすべて作り直しとなり、うしお氏の自宅で大平の顔の石膏型が
取られ、大平の顔に密着したマスクが作られた。
着ぐるみでの演技は大量の汗をかくため、自宅の家政婦を連れて来て冷却や汗拭きを行っていた。
素顔を出さない演技であったが、大平は素顔の時でもファンから「ゴアだ」と石を投げられることも
あったという。 大平さんは他人が演じるゴアをどうしても許せなかったようだね。「演技がまったくダメだ」と
言ってたという。しかし自ら着ぐるみを着て演じるとは素晴らしい心意気である。
特撮魂にあふれたすごい人だったのだ。 >>216
母はおらず、父はアース様に息子を作ってもらい(?)、そのとき真珠を運んでいた人に拾われたんでしたけ? ゴアの子供好きキャラはインカ金星人の影響があるかもしれないないかもしれない ガムが途中で別人になったのは
ナショナルキッドや少年ジェットへのオマージュかもしれない モグネス 第2話〜第4話に登場。
四足歩行のセンザンコウに似た怪獣。劇中では「アリクイのお化け」と呼ばれている。
静岡でモグラのように地中から出現して、村上パパが乗っていた東海道新幹線を襲った。
パパはあやうく死亡するところだった。尻尾からは光線を出し、口からは火のように見える
液体水爆を吐く。
ソフビ人形は、放送終了後になって発売されたが、尻尾が付いていなかった。着るぐみは
ガレオンに改造されたと思われる。当時の5円ブロロマイドに多く写っている。人気怪獣だが
リヤルフィギュアが発売されていない。 新幹線を襲った怪獣はモグネスが初めてではないかと思われる。
翌年、大映映画「ガメラ対ギャオス」に先んじた偉業?をTVでやってるわけだ。 再読して驚いたのが陰暦の9月13日の山畑シーン。
普通は主人公の政夫さんからの視点で、いきなり目の前に野菊が出てきてアーーーーッ!となる。
当然民さんは政夫さんの比喩のボケから竜胆に突っ込んでいくわけだ。
ところが村の常吉は違う。
途中まではセオリー通りなんだけど、頬かむりした常吉は薪をつけた馬の振りあげた前足の下を走り抜けてしまう。
民さんの前過!政夫さんの前通過!!
しかし馬は前足を振りおろさない。
巨大な一撃が叩きつけられるのはなんと常吉。
破壊され脱線しながら、四両目も画面に登場。
恋のおじゃま虫をドカンとやるのは迫力もさることながら、常吉のミニチュアを作る労力が少なくなるという
点も大きいんだけど、左千夫はそれをやらなかった。
あの馬の破壊力を見せつけるってのは、野菊の花びら数を数えたリアルタイマーに通ずるものがあるね。 そして1月2日、『ウルトラQ』第1回の放送を、手塚氏は家族と共に自宅のテレビで見たという。
「正月、ついにその日がき、ぼくは「ウルトラQ」の第1話を観た。 ぼくも驚いたが、ぼくの息子の
興奮ぶりはすごいものであった。目はランランと輝き、喰いこむようにゴメスとリトラの猛威を
見つめていた。
クライマックスが終わってから、ぼくはわが「W3」へチャンネルを変えた。その動きやアクションの
みすぼらしさ。「ああ、これで負けた!」と感じた」
(講談社版全集第398巻「手塚治虫エッセイ集8」「ゴジラ・グラフィティ」より)
手塚氏の特撮に対する認識が変わった瞬間がよく分かる。 ゴメスといえば、ずっと前だけど某大病院のロビーで阪神のゴメス一家を見たことがある
後で知ったのだが奥さんが産婦人科に入院してたらしい そして、ウルトラQから半年後の7月4日、その後の多くの怪獣番組に先がけて始まったのが、
手塚治虫原作の全話カラー特撮テレビドラマ「マグマ大使」だった。
ウルトラQは白黒作品であり、それに続く第2弾「ウルトラマン」の放送開始は7月17日だから、
ウルトラマンよりわずか2週間早かったことで国産初のカラー特撮テレビ番組の称号を勝ち取った。
ここで、手塚氏の性格を良く知る方ならば「ははあ、これは負けず嫌いな手塚先生が、ウルトラQで
W3が円谷氏に負けたことを悔しがり、その報復としてやったんだな。」と思ってしまいそうだが、
実際はそうではなかった。この実写版「マグマ大使」を製作したのは虫プロではなくピープロダクション
という会社であり、そもそも手塚氏は当時、自分のマンガを実写化することには絶対反対の
立場だったのだ。 ゴメスといえば自慢なら負けた折れんよ
結城昌治の小説『ゴメスの名はゴメス』を読んで読書感想文を書いた中1の夏。
確か、ベトナム戦争にスパイがからむサスペンスものだった。
ワシはてっきり、リトラの名もリトラだと思っていたのに学名はリトラリアだった。
そのことも書いたら、国語の先生が
「感想文はあらすじではない、疑問に思ったことを付け加えるのはいいことですね」
とほめられた。 他スレでめちゃくちゃ面白い文章を見つけたので貼っておくww
↓
ネロンガだったと思うが、キットの箱の解説文が
「身長◯メートル、体重◯万トン、鳴き声はギグガゴー ツブルルル」
キット自体は買わなかったが
「ギグガゴー ツブルルル」というのが強烈に記憶に残っている
マルサンのネロンガ
現存数の少ないレアプラモ。ある店のオークションでは箱入り未組み立ての物が150万円の
値段が付いていた。確かに設計図の解説文に「ギグガゴーツブルルルと鳴き声を上げる
ものすごい怪獣である」と書いてありますね。ツの前で改行されてるので読みにくいですが、
「ギグガゴーッ ブルル」と書きたかったのかも知れません。 「ギグガゴーッ ブルル」
と
「ノギグノハカーッ ブルル」
は
同じメロディ 【科特隊出撃せよ】の回で
「ネロ〜〜ン、ガッ! て泣くからネロンガだい!」
と言った少年は
二宮秀樹くんが演じていたね 奇しくも次回放送の「ウルトラマンZ」第2話の登場怪獣はネロンガ >>241
そのネロンガが
「♪ギグガゴ〜!♪ツブルルル!♪」と鳴くのか
耳を済まして清聴せねばならんなw バドラ 第5話〜第8話に登場。
直立型の翼竜のような怪獣。腕に翼がついており自由に空を飛べる。
宇宙から飛来して名古屋近郊に着陸した卵状の円盤から現れた。浜松上空に飛来した後、
中京原子力発電所でマグマ大使と対決。この時、高圧電線に触れて感電したマグマ大使は
エネルギーを吸い取られて倒れてしまう。ここの場面、やられた描写が分かりにくい。
モルの攻撃により一時撤退するが、回復したマグマと再度対決。最期はマグマの発した光線で
身体は爆発したものの、分離した光る球体は宇宙へ逃げた。黄色い煙幕状のガスを吐く。
大橋史典氏はデザイン・造形は自身が手掛けたと述べているが、入江氏はデザインは自身が
手がけ、造型は開米栄三と照井栄によるものであると証言している。
なぜかは分からないが、マグマ基地の火山島にいる写真がある??? バドラはいちおう、一度はマグマ大使を倒した怪獣ということになるのかな。
バドラの着るぐみはよくできているが、動きにくそうな感じ。原子力発電所の側に立っている時は
直立不動、ほとんど動かなかった。イメージ的にはラドンに近いが固い感じがする。
このバドラもリアルフィギュアが発売されていない。エスクプラスあたりから出してほしいところだ。 『胡浜三郎はわらったよ。』
『胡浜三郎はかぷかぷわらったよ。』
『胡浜三郎は死んだよ。』
『胡浜三郎は殺されたよ。』
『胡浜三郎は死んでしまったよ・・・・・・。』
『殺されたよ。』
『それならなぜ殺された。』
『わからない。』 手塚氏が「ウルトラQ」に完敗したことを認め、その作品の完成度を高く評価しながらも、
自分のマンガを実写化することには否定的だった、その原因は7年前にさかのぼる。
実は「鉄腕アトム」には、虫プロが製作するアニメ版より前に、実写でテレビドラマ化された
作品があった。放送は1959年3月から翌60年5月まで。フジテレビ系で1年以上にわたり
全65話が放送された。
当時はかなりの人気番組であったが、手塚氏は主人公のアトムの姿があまりにも
安っぽかったことや、安易な特撮映像が不満でならず、以来、自身の作品を実写化することを
極端に嫌っていたのである。
ではその手塚氏がなぜピープロダクションという会社に映像化の許諾を出したのか?
それを知るためにはまず、ピープロの歴史から紹介する必要がある。 1960年に映像製作会社ピープロを製作した鷺巣富雄(さぎすとみお)氏は、実は、それ以前は
「うしおそうじ」という筆名で活躍する人気マンガ家だった。そして手塚氏とは、手塚氏が
「漫画少年」で仕事をしていた1950年代初めから交流があったのだ。
手塚氏は当時からこの「漫画少年」を介して多くのマンガ家と知り合い交流を深めていた。
そうした中でも短期間のうちにうしお氏と親交を深めていった理由は、二人がともに映像に
対して強い思い入れを抱いていたからだ。
うしお氏はマンガ家になる前は、東宝で特撮やアニメを製作する仕事に携わっており、いずれ
またそちらの分野へ戻りたいと考えていた。そして手塚もアニメ製作の夢を温めていた時期
だったから、ふたりの気心が合うのも当然だったのである。 当時、TVマンガ「ヤダモン」を観ていたら、エンディングクレジットのなかに「うしおそうじ」という
名前を見かけた。全部ひらがなの名前は珍しくすぐ覚えたが、最初は人名だとは思ってなかった。
「うし・おそうじ」と読めて牛の掃除をするんかいなと思ってた。(ほんまに)
マグマ大使を作った会社の偉い人だと知ったのはずっと後のことである。 そして1960年、うしお氏は映像業界からの誘いが増えてきたこともあり、機が熟したと見て、
すっぱりとマンガ家を辞めてピープロを設立した。
こうしたうしおの決断力と行動力は、後の手塚の虫プロ設立にも大きな勇気を与えたに違いない。
テレビアニメの時代が訪れると、ピープロは「0戦はやと」(1964年、フジテレビ)を製作してそこへ
参入した。またその頃、虫プロで「鉄腕アトム」の製作スケジュールが押してピンチとなった手塚氏が
うしお氏の元を直接訪ねて協力を仰いだこともあった。それを聞いたうしお氏はその場でそれを
引き受け、ピープロは最終的に「鉄腕アトム」3クール分39話の下請け製作を行っている。
つまり、うしお氏は手塚氏に恩を売ったわけだ。手塚氏もありがたく思っていたことだろう。
これが後のマグマ大使実写化に向けての布石となっていたわけだね。 うしお氏が手塚にマグマ大使を映像化したいという話を持ちかけたのは、「ウルトラQ」の放送が
始まる直前の1965年暮れのことだった。しかもそれは何と忘年会の席だった。
忘年会のくだりの詳細は、うしおそうじ氏の著書「手塚治虫とボク」に書かれている。
その時の様子が記された資料はこの本だけらしい。貴重な記録を書き残してくれたうしお氏に
あらためて感謝したい。 日時は1965年12月26日の夜、場所は箱根の某旅館でござった。ベンベン。
この日、この旅館で漫画集団の忘年会が開かれており、そこに手塚治虫氏も出席しておられた。
漫画集団のメンバーではないうしお氏は招待されていなかったが、年内に交渉するチャンスは
ここしかないと考えて箱根まで出向き、手塚氏を宴会場から連れ出して話を切り出したのでござる。 当初、アニメ化の話だと思った手塚氏は二つ返事でOKを出した。だがうしお氏が、あわてて
作りたいのは実写特撮ドラマだと訂正すると、手塚の表情がとたんに険しくなりこう言ったという。
「うしおさん、実写は困ります。実写で作るのなら許諾しません。この話はやめましょう」
これはもちろん、前述したように手塚氏の頭の中にいまだ実写版「鉄腕アトム」への無念な思いが
強く残っていたからだ。うしおさんピ〜ンチ! さあどうする? パンパン。
うしおは2度手を叩いた。
スッとお座敷のふすまが開いて、まぶしく白いソックスに青の半ズボンをはいた男の子が入ってきた。
うしおは言った。
「この子は二宮秀樹くん、もし実写でやるならガムくんを演じてもらうつもりです」
ゴクリ。
手塚の喉が鳴るのがうしおにも聞こえた。
それは、アトム役の子をドゴラだとしたら、キングギドラに匹敵する完成度の高さの少年であった。
「ちよっと彼と二人きりにしてくれないか」
手塚は震えながらうしおに行った。
秀樹君のアナルは危機一髪を迎えようとしている。 だがうしお氏は手塚氏に、自分自身の特撮にかける熱い思いと自信を力強く語った。
もともとうしお氏は東宝時代から特撮の仕事を長く続けており、独立後も円谷英二と共同で
仕事をしようとしたことがあった。自分の本領を発揮できる舞台は本来セルアニメよりも
実写特撮にあると考えていたのだ。
せめて30分のパイロット版を作らせてほしいと頼むうしお氏に、最後に手塚氏はこう言った。
「わかった、うしおさん、いいものを作ってください」
そしてうしお氏は、その場で手塚氏の名刺にこう書いてもらった。
「マグマ大使のパイロット製作を許諾します。うしおそうじ様」
これは東京でうしお氏の帰りを待つ広告代理店のスタッフに、自分の話を信用してもらうための
手形としてどうしても必要だったのだ。
こうして、世紀の特撮作品「マグマ大使」はスタートを切った。 その後は皆さんご存知のとおり、パイロット版が作られて修正され、TVシリーズが始まった。
ウルトラマンと並んで大人気の特撮作品となり、歴史が刻まれた。 ピー・プロダクション誕生
1960年(昭和35年)、うしお氏39歳。7月に玉川学園にあった土地を処分してマルチプレーンの
動画スタンド、ワイドレンズなど動画合成機材を購入し、「株式会社ピー・プロダクション」を
設立した。大映の築地米三郎との出会いをきっかけに、同年公開の大映作品「釈迦」をはじめ、
映画各方面に特撮作画合成を提供する。 「人間モドキ」 第9話「謎の空飛ぶ円盤」から第24話「地球人反撃せよ」まで登場。
ゴアの命令でルゴース星人が作った下等な生物。全身を黒いタイツと覆面で覆ったような姿を
しており、人間態で暗躍する。宇宙植物がその正体であり、ガムの光線を浴びるとドロドロに
溶けてしまう。ドドロロ〜
人間と入れ替わってそっくりに化けるが、元の人間は仮死状態になってしまう。
ゴアは日本南方に浮かぶ「ドクロ島」にある訓練施設で、この人間モドキの量産をもくろんだ。
弱点は「GGH9」(ジージーエイチナイン)という細菌兵器。
人間モドキがガムの熱線にやられてドロドロと緑色に溶ける特撮シーンには、食用の寒天が
使われた。当時は、これが実に気色悪かった。 当時、「人間モドキ」という言葉はけっこう流行ったが、「人間モドケ」というのもよく言われた。
なんでも「どけー、どけー!」と怒鳴り散らす人間の顔をした悪魔のことをいうらしい。 人間もどきが死んだら溶けちゃうというのは
インカ金星人にインスパイアされたのでしょうか 溶けるのはガムらの熱線を浴びた時だけだな 普通はやられてもフニャッとなるだけ
ブーメランで首がすっ飛ぶしーんもあったが、血も出ないので残酷感はなかった
ゴアの歌で「首は飛んでも血は出ない 溶けてしまえばおしめえさ」というセリフがある ハフッハフッハフッ と鳴くルゴス2号は人間もどきの幹部だけど実際はつおい人間もどき? ゴアの変え歌で「いちじくは刺してもウンチは出ない 排便すればおしめ替えるさ」と歌ったもの 円盤内にいるゴアの部下
ゴアの円盤で使役される生命体。黒ストッキングを被ったようなのっぺらぼうで、全身真っ黒な
姿をし、赤い裏地の黒いマントを羽織っている。
銃火器で武装しているが、少年のマモルに投げ飛ばされるなど、戦闘能力は低いようである。
名前も顔もないが、働きによっては第43話のガベルのようにゴアに顔や名を与えられた者もいる。
この部下が人間モドキと同じものかどうかは不明だが、見た目はよく似てるね。正体は植物体
なのかも知れない。ただモドキと違って言葉もしゃべるし、知能も高そうだ。時々ゴアに忠告や
進言をしている。しゃべる時に首を左右に振るしぐさは、当時子どもらがマネしてた。 ルゴース2号(ルゴス2号と表記することもあり) 第9話から第12話に登場。
ルゴース星座からやってきた、大きな牙を生やし、ひび割れた蛇のような不気味な顔をした異星人。
人間モドキと地球人が完全に入れ替わる作戦を指揮した。
分身し、自動車で轢き殺そうとしても影のようにすり抜けてしまう。自らマモルのママ・友子と
入れ替わったこともあったが、これは村上厚・マモルの父子に見破られた。
胸に下げたペンダントから破壊光線を出す。
最期は、人間モドキのコピー元の人間を焼却しようとした際に、モルの発射した熱線で動きを
止められたところをガムにガソリンを浴びせられ、モルの熱線を受けて炎上・死亡した。
人間モドキと違って、コピーした人間は異世界に送っている。このためマモルのママは永らく
行方不明となってしまった。
つまりルゴス2号は宇宙人ということで、人間モドキとは別ものだね。たぶんゴアが呼び寄せた
のではないかと思われる。個人的にはこのルゴス2号、当時はめっちゃ怖くてトラウマだった。
ママに化けてたのが正体を現すところなど、おしっこチビるオトロしさであった。 いわゆる人間モドキというのはいくつかの種類がある
@ドクロ島で製造されていたもの おそらく人造人間(生き人形)
A青血病患者を改造したもの
Bスペクター(宇宙植物の変身)
Cザムザ人間
Dミクロン人間
このほかにも第1話に登場したゴアの使いやバラモン、モッズ病院の
医師・看護師なども人間モドキかもしれない 人間モドキはフレニックス編からの登場と思うが、けっこう気色悪いのよねー
人間に化けるとそっくりで見破れない 視聴者の感想
マグマ大使のストーリーの中で、人間のホームレスに変装した宇宙人が街を歩く。
その首にはなぜか「つ〇ぼ」「お〇」「め〇ら」のカードが下げられている・・・。
今は完全に放送禁止用語ですが、なんでこんなシーンになったのか設定が不思議です。 海坊主編に原田老人役で出演された高塔正翁さん
宣弘社の初期製作作品の常連俳優であった。海外ドラマ「連邦保安官(英語版)」で
ジョン・ラッセル(英語版)の吹き替えを担当して以降は、主に声優として活動していた。
役者名初めて知った。現在106歳? エイトマンのデーモン博士の声を演じる。
黄金バットの暗闇バットもやってるじゃないか。けっこうすごい人なんだ。
マグマ大使の中でも鬼気迫る演技がとくに印象深い。 ワシらが子供の頃は、町中をよくホームスレの人が歩いていたもの
首からさげたプラカードには「ち〇ぽ」「お〇こ」「きく〇な」と書かれていた
しげきちはマジックで○の中に当てはまるヒラガナを記入していた
正解するとガムがもらえたが、彼らが三日間噛み続けたものなので味はしなかった 当時、あの海坊主編がものすごく異色で印象に残った。交通事故で孫を亡くした原田老人の
怨念が怪獣として実体化する。老人の恨み、後悔の念をこれでもかという車の映像で見せる。
孫が賽の河原で石を積んでいるような描写もあり、もうすごいとしか言いようがない設定だった。
こんな話はウルトラマンでは絶対に出てこず、マグマ大使の底力を見た一編だった。 後にピープロで同じような設定だが、終わり方に関しては救いがある
クルマニクラス編を作ったんだよな
これはとことん救われないマグマ大使の海坊主編に対する
うしお自身の回答かもしれない 交通事故で命を亡くした少年の
怨念が怪獣ヒドラゾーンとして実体化する。少年の恨み、後悔の念をこれでもかという車の映像で見せる。
少年が怪獣の背中でまたがっているのを見てスペシーム撃つのをやんぺするような描写もあり、もうすごいとしか言いようがない設定だった。
こんな話はサソギラス編では絶対に出てこず、マグマ大使の底力を見た一編だった。 海坊主編 純和風な映像にお琴のBGM ウルトラマンでは絶対描けない世界ざんす >>287
あの「神社」という風景の中で
のっぺらぼうのゆるキャラみたいな
海坊主がトコトコと動きまわる
シュールさがいいんだよな。 これはタブーネタであるが、当時の子ども向け番組脚本家の三大パターンと
いうのがあった
@ニセモノパターン A特訓パターン B交通事故怨念パターン
触れてはいけないと言われていたが、ほかにもじつは、あ、なんだお前ら… 「原田さん、あなたの死は尊い。あなたを責めた人たちを許してあげて下さい。
しかし、ゴアによるこれ以上の犠牲は私が許しません。アース様もきっと、同じことを申されましょう。
原田さんの苦しみや奥さんの悲しみを、二度と繰り返さないことを誓います。
私の力が足りなかったことも許して下さい。」
カニックス編のラスト、命を落とした原田老人と、寄り添う妻にマグマが詫びるこのシーン。
これは「ヒーローも万能ではないのだ、世の中にはどうしようもないこともあるんだ」ということを
当時の子どもたちに強烈に印象づけた名シーンである。
この場面に流れるテーマ曲アレンジのBGMがまた素晴らしい。 マグマ大使の中ではこの海坊主・カニックス編が最も異色。
人間の情念をここまで感じさせる演出はすごいし、原田老人の演技も秀逸。
ドドロロした人間の奥底を描く点では、円谷プロはピープロに一歩譲る。 海坊主 第45話・第46話に登場。
孫の太郎を交通事故で失った神社の宮司、原田五助の怨念がカニ座から降り注いだ
超電磁波によって実体化した人型の「怨霊怪獣」。
全身が真っ白で顔がない。人間大から45メートルに巨大化する。栃木県日光市のいろは坂
辺りを通過する自動車や飛行機を次々に襲った。
海坊主を攻撃すると五助も苦しむのでマグマ大使は攻めあぐねていたが、マグマ大使が
決心して海坊主にミサイルで攻撃して海坊主を消滅させた。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています