つまりあのゼットンは生まれたてにして、遺伝子的にすでに
対ウルトラマンの戦術が本能のようにインプットされている。
逆にみれば、対応が組み込まれていないペンシル爆弾には
無抵抗といっていいほど成すすべなく倒されてしまうわけだ。
そう考えれば対ウルトラマン戦からゼットンのほかの怪獣との対戦を
予測するのは困難である。
ある宇宙生物学者は、この種のゼットンは栄養を吸収する器官を持たず(反射は可能)
”ウルトラマン殺し”の役目を終えるとそのまま死ぬと考えている。