ライダーの各エピソードには風刺とか人間ドラマ的な要素はほとんど無いけど
敵幹部の交代や確執など大河ドラマ的な流れは一応あるんだよな。
メインライターの伊上勝はそういう全体の流れは意識しつつも、エピソード毎に濃密なドラマは入れず基本は単純明快なドラマ作りを意識した。
それは平山Pの方針でもあったのだろう。

伊上勝は、帰ってきたウルトラマンでも脚本を書いているがダンガー回とミステラー星人回で
両方ともドラマ的な見せ場がある。
伊上が決して早書きのお手軽脚本家じゃないというのがよくわかる。