『正義のシンボル コンドールマン』(せいぎのシンボル コンドールマン)は、
1975年(昭和50年)3月31日から同年9月22日までNETテレビ(現・テレビ朝日)系で、
毎週月曜日19:30 - 20:00に全24話が放送された、
東映テレビプロ(同番組では、東映製作のTBS系『刑事くん』が裏番組にあったため、東映同士で重複しないよう「TTP」とクレジット)製作の特撮テレビ番組。
及び作品内に登場するヒーローの名称。

『愛の戦士レインボーマン』、『光の戦士 ダイヤモンド・アイ』と並んで「川内ヒーロー3部作」と呼ばれているが、
この番組だけ製作会社(東宝→TTP)や関西圏での放送局(毎日放送→朝日放送。放送開始日は腸捻転解消初日)が異なる。
また三部作中唯一の打ち切り作品に当たる。ゴキブラー大分身に始まり、モンスター一族のデザイン、行動その他作戦内容等が食事時に相応しくない。
扱うテーマが公害問題やインフレ等児童向けにしては内容が難しい。等々が原因で視聴率が伸び悩んだと分析される。

また、「何処の誰から頼まれた?命を賭ける価値もないそれほど汚れた日本の…」と始まり記されるオープニング主題歌の歌詞の強烈さでは日本の特撮テレビ番組の長い歴史の中でも随一と言われる。
ただし、特撮番組で使用された劇中歌まで含めると、作詞者の川内康範が同じく原作となった『愛の戦士レインボーマン』にて、
同じく川内が作詩した『死ね死ね団のテーマ』にはさすがに一歩ゆずるという専らの評価である。