>殺意というのは立派な感情だから

殺意は、普通に解釈すれば「意思」だろう 「感情」というのは、怒り、悲しみ、
喜びなどの心の動きそのものをいう(いくつかの感情が入り混じる複雑な状態も
ありうる)

殺人を犯す場合、怒りに任せてというような場合は、殺意があったというより、
その怒りを相手にぶつけた結果死なせたということであって、感情をある程度
抑えた上で「殺す」と決めた場合が殺意だと思うが(つまり、感情に基づき
つつも意思が働いている)

したがって、この場面では「殺意」というのが言葉の綾だと解釈する方が釈然と
する(というか、私はずっとそう思っていた) ここでいう「殺意」というのは、
徹底的に敵を排除しようとする一種の本能のようなもので、本人には殺す「意思」
などはないが、敵を排除する≒殺すという図式が客観的には成立するので、あえて
それを「殺意」と表現した そういうことだと思う
ような