昨日のID:Opk28GV8さんへ。

>子供心に違和感あるのデザインは何なんだと考えると、やっぱり成田亨は
>造形には興味があっても、機械には興味が薄かったせいだと思う。

この貴方の論旨に物凄い違和感を覚えたので、
「成田亨画集 メカニック編」(朝日ソノラマ・1984年12月25日発行)
に掲載された、成田氏本人の文章(80頁〜81頁)を再読してみた。
「小学生の頃、私は外で遊ぶか家で軍艦を描くか、模型飛行機を作るかの
毎日でした。甲子園の近くの武庫川に住んでいましたが、武庫川を下ると
川西の飛行機工場があって、河口に浮かんでいる一式大艇をよく友達と
見に行きました。一式大艇が二式大艇に変わった頃は驚きました」

成田氏の父親は輸送船の船長、叔父は海軍少将。学徒動員で工場で働き始めて
からは、近くの滑走路から飛び立つ紫電改を毎日見ていた。

「機械には興味が薄かった」は、完全に的外れじゃん。