「謎の宇宙少年 第九回」 脚本:赤坂長義 監督:渡辺成男

ギャプラは次々にビルを壊していく

旗竜作研究所の居間に、旗竜作、チャコ、少年探偵グループ、大空太郎、永野博士、川熊博士、山岡はいた
山岡は、自分の研究はギャプラの体のどの部分を破壊したらギャプラが死滅するかまでは進んでいなかったと言う
山岡は、ギャプラは放射線Zに非常に弱いから、永野博士が研究中の放射線Zを完成させることだと言う

ギャプラは国会議事堂に迫る。水底にあったザロック人の円盤が浮上する。コルセン参謀とカラビアン将軍は高みの見物
地球防衛軍の戦闘機が出撃して攻撃する。だがギャプラに返り討ちにされる。カラビアン将軍はコルセン参謀に命じて、防衛軍に降伏するように放送する

地球防衛軍司令部に、山本長官と高倉警部はいた。2人はラジオから流れる降伏勧告を聞く
旗竜作研究所の居間に、旗竜作、チャコ、少年探偵グループ、大空太郎、山岡はいた。ラジオから臨時ニュースが流れる
ザロック人は地球に対し、15日までに降伏の調印をするように地球防衛軍に申し入れたので、地球防衛軍では緊急対策会議を開き、対策に当たっているとの事
少年探偵グループは泣く。旗竜作は、最後の瞬間まで頑張ることを忘れてはいけない、後3日あるので永野博士の放射線Zも完成すると言う
大空太郎が倒れる。山岡は、大空太郎の地球上での生存は後一週間と持たない、至急、マゼランの円盤をザロック人から取り返さなければと言う

ザロック人の円盤内では、コルセン参謀、カラビアン将軍、グレーテが乾杯をする
カラビアン将軍が調印の条件を相談すると、コルセン参謀は地球全部の引き渡しを要求すべきだと答える。ザロック人の1人が報告しにくる
諜報部に入った情報によると、大空太郎の地球上での生存期間は残すところ後4日、人類はマゼランの円盤の奪い返すため、新しい作戦を練り始めたとのこと
カラビアン将軍は、ギャプラを海水で十分活力を咥えさせた後、基地の守備につかせる

旗竜作研究所のベッドに、大空太郎は寝かされていた。チャコ、少年探偵グループ、山岡がそばにいた。山岡は、注射が効けば意識を取り戻すと言う

永野理化学研究所では、永野博士、川熊博士が放射線Zを開発していた。だがまた失敗する。旗竜作は、2日後までに完成してくれるよう頼む
例えマゼランの円盤を取り返しても、大空太郎に円盤を操縦する力があるかどうか。永野博士は不眠不休でやる

旗竜作研究所の居間で、少年探偵グループは相談する
小畑幸男は、ザロック遊星は大変な湿地帯で沼地ばかりなので、ザロック人の基地はそういう所にあると推測する。少年探偵グループは基地を捜しに出かける
だが見つからない。大谷蔵三は、ザロック人の基地は移動していると言う。捜索を続けると、山口京子は変な物が立っている事に気づく
山口京子が見上げると、ギャプラだった。少年探偵グループは逃げ出す。ナショナルキッドが飛んでくる
ザロック人の円盤内で、カラビアン将軍はコルセン参謀から、ナショナルキッドがギャプラを苦しめていると聞かされる。カラビアン将軍は山本長官に電話する

永野理化学研究所にナショナルキッドがやってくる。ナショナルキッドは、ギャプラの弱い所は目で、目に放射線Zを当てればと考えていると伝えて帰る
山岡が来て、ザロック人が調印の日を一日繰り上げたと伝える