「謎の宇宙少年 第八回」 脚本:赤坂長義 監督:渡辺成男

浜村、大谷蔵三はザロック人と戦う。大空太郎は足を滑らせて崖から落ちる。ナショナルキッドが大空太郎を抱えて現れる
ナショナルキッドは大空太郎を、浜村と大谷蔵三に渡す。ナショナルキッドがエロルヤ光線銃を構えると、ザロック人5人は逃げる

旗竜作研究所の居間で、旗竜作と山岡はギャプラについて相談する。旗竜作がラジオをつけると、山岡博士が恩師の川熊博士を訪ねているという放送が流れる
もし川熊博士が聞いてたら山岡博士に連絡するように、山岡博士は毎日正午、波止場で待っているとの事
コルセン参謀、カラビアン将軍、グレーテも放送を聞いていた。コルセン参謀は川熊博士を囮にして、山岡を連れて来ることにする

旗竜作研究所の居間に、旗竜作、チャコ、山岡はいた。旗竜作は山岡に、高倉警部や山本長官は手を打ってあると教える
山岡は出かけようとする。大空太郎が同行を申しでる。宇宙少年でもギャプラの攻撃には耐えられないからと、旗竜作が止める。山岡は出かける
大空太郎は寝室に行く。少年探偵グループがいた。大谷蔵三が、自分達が危ないことばかりするので、信用がないと言う
大谷吾郎がマジックラジオを貸す。大空太郎は出かける

山岡はタクシーで波止場に着く。山岡が待っていると、車が来て、川熊博士が降りてくる。大空太郎は、丸太の後ろに隠れて様子を伺う
高倉警部と土居刑事は、別の車の中で様子を伺う。ザロック人Aが、山岡を基地に誘う。川熊博士、山岡、ザロック人Aは車に乗る
大空太郎は車のトランクの中に入る。車は出発する。高倉警部たちが乗った車が、尾行する。ザロック人Aが尾行に気づく
ザロック人の1人が、高倉警部たちの乗った車を撃つ。高倉警部たちの乗った車は止まり、尾行ができなくなった
ザロック人の車は去って行き、やがて池の中に沈む

旗竜作研究所の居間に、旗竜作、チャコはいた。旗竜作に電話がかかり、尾行が失敗したと伝えられる
少年探偵グループが来る。小畑幸男が、大空太郎がマジックラジオを持って山岡を追いかけたと打ち明ける

ザロック人の基地に、コルセン参謀、カラビアン将軍、グレーテ、ザロック人2人、川熊博士、山岡はいた
川熊博士は山岡に、ザロック人達が山岡にギャプラを自由に操る方法を聞きたいと説明する。山岡は断る。コルセン参謀は山岡を、ザロック人の味方へと誘う
山岡は、ギャプラの事は教えないと断る。山岡はザロック人2人に連れられて、監禁室に入れられる。大空太郎は基地の中を探る
山岡がまだ決心がつかないので、コルセン参謀は監禁室にザロック人が発明したUVガスを注入する。山岡は苦しむ。大空太郎は、自分の円盤を発見する
ザロック人2人に見つかったので、逃げる。大空太郎はある部屋に入り、ガラスケースに入ったギャプラを見つける
大空太郎は、部屋にあったトランクの中にギャプラを入れる。山岡は観念して、コルセン参謀に監禁室から出してくれるよう頼む
大空太郎はトランクを持って逃げる。ザロック人1人が追う。山岡はコルセン参謀に、ギャプラを操る方法を教える
別のザロック人1人がコルセン参謀に、宇宙少年がギャプラを奪ったと報告する。ナショナルキッドが現れる。ナショナルキッドはザロック人5人と戦う
大空太郎が山岡の所に来る。山岡は、ギャプラが暴れる前に、トランクを早く永野博士の所に持っていくよう指示する。大空太郎は基地内の機械を操作する
ザロック人の円盤が水底から浮上する。大空太郎は円盤から池の周辺に出て、走って逃げる。ナショナルキッドは、川熊博士と山岡博士を奪って帰る
ザロック人4人が円盤から池の周辺に出て、大空太郎を見つけて追いかける。大空太郎は転んでしまい、ザロック人にトランクを奪われる
だが奪い返して、また逃げる。ザロック人4人は追う。大空太郎は海岸で追いつかれ、ザロック人4人とトランクの奪い合いになる。トランクは海に落ちる

ザロック人の基地に、コルセン参謀、カラビアン将軍、グレーテ、ザロック人4人はいた。カラビアン将軍は、ザロック人4人を叱る
コルセン参謀は、ギャプラは今頃はトランクの革を破ってその姿を現しているので、こちらの思いのままだと言う

旗竜作研究所の居間に、旗竜作、チャコ、少年探偵グループ、大空太郎、川熊博士、山岡はいた
山岡は、ギャプラはあの形で海水に浸ると俄然活力を増す、巨大な姿で地球上を暴れまわると言う

トランクは海中に沈み、巨大な怪獣ギャプラが現れる