「謎の宇宙少年 第七回」 脚本:赤坂長義 監督:渡辺成男

ナショナルキッドは扉を体当たりでぶち破って中に入り、特殊時限爆弾を洞穴の外に投げ捨てる。ナショナルキッド、永野博士、小畑幸男、大谷蔵三、大空太郎は、洞穴の外に脱出する
永野博士は川熊博士と話しているうちに気が遠くなったと言う。小畑幸男はコーヒーだと気づく。全員で川熊宇宙科学研究所に行く。川熊博士は部屋の中で倒れる
ナショナルキッドは、永野博士と同じ薬を飲まされたと言う。大谷蔵三は、川熊博士のそばに行った時、嫌な臭いがしたと言う

新聞記事「浜の崎灯台附近に怪異!! 折れた灯台! 天然現象か?!?!?!」
防衛庁の指令室に、山本長官と永野博士はいた。山本長官に電話がかかる。病院の川熊博士は意識を回復していないとの事

川熊博士は、東京の城西病院のベッドに寝かされていた。医師、看護婦、高倉警部、土居刑事がそばにいた。川熊博士は「ギャプラだ、大変な事になる」とうわ言を呟く
旗竜作研究所の居間に、旗竜作、高倉警部、土居刑事はいた。高倉警部は旗竜作に、川熊博士が「ギャプラ」とうわ言を言ってたのを伝える。小畑幸男、大空太郎が来る
大空太郎は、ギャプラはザロック遊星にしかいない非常にタチの悪い怪獣だと教える
大空太郎は、ギャプラは大きさが人間くらいなので、灯台の足跡とは大きさが違う、沖で見た嫌な光はギャプラの目の光だと言う
小畑幸男は、足跡だけが動いたのを見たので、透明な怪獣だと言う

永野理化学研究所に、永野博士、旗竜作、高倉警部、土居刑事はいた。旗竜作は永野博士にギャプラについて相談する
旗竜作は、何者かがギャプラを操っていると言う。永野博士は自分達を襲った怪しい男は、ザロック遊星の人間かもしれないと言う

川熊博士は気づき、警察と永野博士を呼ぶよう頼む。医師は病室を出て、呼びに行く。交代の看護婦が来たので、看護婦も病室を出る
永野博士は電話で、川熊博士が気が付いたと教えられる。医師が病室に戻ると、川熊博士はいなかった
川熊博士は車で連れ去られた。車の中には、交代の看護婦とザロック人Aと運転手がいた
小畑幸男、大谷蔵三、大空太郎が歩いていると、その車に轢かれそうになる。小畑幸男は川熊博士を目撃する
大空太郎が車の番号を覚えていたので、小畑幸男は土居刑事に公衆電話で連絡する。「5 は5454」。その車は途中停車して、交代の看護婦が車の番号を変える。「3 せ0150」
車は発車して池の中に沈み、水底にある円盤に辿り着く。川熊博士と交代の看護婦が部屋に入る。もう1人の川熊博士が現れて、交代の看護婦をグレーテと呼ぶ
もう1人の川熊博士は変装を解いて、コルセン参謀になる
コルセン参謀は、自分達はザロック遊星から来た者で、反乱の罪で宇宙を追われ、第2の地として、全宇宙で最も科学が遅れた地球を奪うと言う
川熊博士は逃げようとする。その前にカラビアン将軍が現れて、ギャプラを暴れさせて地球を奪うと言う

コルセン参謀は、ギャプラを操る自信があったが、地球に連れてきたら様子が変わったと言う。ザロック人の1人が、ケースに入った脳みそみたいな物を持ってくる
コルセン参謀は、自分達の科学力でギャプラを透明にすることはできたが、基地に運んだらギャプラがこんなになったと言う
川熊博士は銃で脅されて、ギャプラは環境の変化に耐えるために、原始的な形で休息しており、明日にでもなればまた活動を始めると教える
コルセン参謀は、ギャプラを指示通りに動かす方法を聞く。川熊博士が分からないと答える

新聞記事「各地に原因不明の大地震続発!! 未曾有の大災害に対策たたず!」「日本列島陥没の危機!! 宇宙地質学緊急学会開かる!」

旗竜作研究所の居間に、旗竜作、チャコ、浜村、少年探偵グループ、大空太郎はいた
大空太郎が戻ってきたのは、マゼランに着いた時、ザロック人が地球に向かったのを見たからだと言う
ザロック遊星はどこもジメジメした所で、住んでいる動物はみんな野蛮だと言う。大谷蔵三は、それで生臭い匂いがしたと言う

永野理化学研究所に、永野博士、永野良子、少年探偵グループ、大空太郎はいた。大空太郎は通信機で、父親と相談する
父親は、大空太郎の円盤で怪物にぶつかるように言って、大空太郎が後10日以内に帰ってこなければ体が弱ってくると注意する
浜村、大谷蔵三、大空太郎は飛行機で、円盤の隠し場所に向かう

川熊博士は自分の力ではギャプラを操れない、ギャプラについて詳しいのは弟子の山岡だと教える
山岡が川熊宇宙科学研究所を訪ねてくる。旗竜作が出迎える

浜村、大谷蔵三、大空太郎は円盤の隠し場所に行くが、円盤はなかった。ザロック人5人が現れて、円盤は頂戴したと言う