「謎の宇宙少年 第六回」 脚本:赤坂長義 監督:渡辺成男

少年探偵グループは、伊東線、東海道本線(白糸川橋梁を渡る)に乗り、浜崎灯台(ロケ地は剱埼灯台)に行く。灯台長が出迎える
灯台長は少年探偵グループを灯室に案内して、灯ろうを見せて説明する。夜、少年探偵グループと灯台長は、灯室の外の踊り場から海を見る
大谷蔵三は望遠鏡を覗き、沖の方で変な光を見る。小畑幸男が望遠鏡を覗くと、何も見えない。少年探偵グループは、灯台内部で寝る
旗竜作研究所に、旗竜作、チャコ、浜村はいた。浜村は明日、浜崎灯台の辺りの航空写真を撮りに行くと言う。旗竜作も同行することにする

翌朝、小畑幸男が起きてみんなを起こすが、大谷蔵三がいない。大谷蔵三は海岸にいた。若い漁師が倒れていて、「怪しい光…」と言ってた
浜村と旗竜作が乗ったセスナ機が飛んでくる。2人は海面に水煙が次々に上がるのを目撃する

灯台内部のベッドに、若い漁師は寝かされていた。灯台長と少年探偵グループは、そばにいた
大谷蔵三は例の光が気になって海岸に行ったら、若い漁師が倒れていたと説明する。若い漁師はうなされていた
大空太郎が老医師を連れて現れる。大空太郎は、地球が心配になって戻ってきた。若い漁師は起きて、目撃談を語る
怪しい光を見て、凄い竜巻が起こり船がひっくり帰り、遭難したとの事。時間は大谷蔵三が変な光を見たのと同じ頃
地響きが起こる。全員、灯台の外に出る。外の原っぱに地滑りや陥没が次々に起こる。旗竜作と浜村が来る。旗竜作は大空太郎と再会する

旗竜作研究所の食堂に、旗竜作、チャコ、少年探偵グループ、大空太郎はいた。みんなで食事をする
小畑幸男は、大谷蔵三と若い漁師が見た光が同じだとすると、地響きと関係がある気がすると言う
大空太郎は、あの光をどこかで見たが思い出せないと言う。旗竜作は水煙の航空写真を見せて、永野博士の所に相談しに行くと言う

永野理化学研究所に、旗竜作、浜村、永野博士はいた。永野博士は航空写真を見るが、竜巻でも津波でもなく全く見当がつかない
永野博士は浜村に、飛行機に乗せてくれるよう頼む。山本長官から電話がかかる。
山本長官は永野博士に秘密の調査をお願いする。浜崎方面で原因不明の地滑りや陥没があったから
浜村はセスナ機に永野博士を乗せて飛ぶ。永野博士は上から見ると、地滑りや陥没は動物の足跡に見えると言う
旗竜作、浜村、永野博士、少年探偵グループ、大空太郎、老医師、警官2人は、陥没場所に降りて測定や調査をしていた
陥没場所を測定して総合すると、動物の足跡みたいな形になる。小畑幸男は動物なら姿が見えるはずだが、何も見えなかったと言う
大谷蔵三、老医師も同意する。片目の博士が現れて、出鱈目だと言う。老医師が、ドイツから帰ってきた川熊博士だと紹介する
川熊博士は別荘が家だから、遊びに来たら説明しようと言って帰る

浜崎灯台の外で、大空太郎と灯台長は望遠鏡を覗いて竜巻を確認する。灯台長は海上保安庁に連絡する
大空太郎は永野博士に連絡しようとする。山口京子が、永野博士は川熊博士の所で、旗竜作は浜村を送って外へと答える

川熊宇宙科学研究所に、川熊博士、永野博士、小畑幸男、大谷蔵三はいた。永野博士は70m位の宇宙動物の足跡だと言って、川熊博士に対策を聞く
川熊博士は、コーヒーでも飲んでゆっくりするよう言う。永野博士、小畑幸男、大谷蔵三はコーヒーを飲む。海で地響きの音がする
永野博士は倒れ、川熊博士はいなくなる。海面に水煙が起こり、次には浜崎灯台が倒壊する
武部友宏、大谷吾郎、山口京子、灯台長は生き埋めになる。ナショナルキッドが現れて、4人を救助して避難させる
大空太郎は川熊宇宙科学研究所の中に入る。永野博士、小畑幸男、大谷蔵三はいなかった。川熊博士が現れて、永野博士たちは帰ったと言う
川熊博士は、大空太郎を帰す。大空太郎が海岸を通ると、小畑幸男の靴が落ちていた。大空太郎は靴を拾い、洞窟の中に入る
怪漢3人が銃を持って出て来る。大空太郎は縛られる。川熊博士の声がして、自分達の怪物が地球の上を自由に暴れまわると言う
永野博士、小畑幸男、大谷蔵三も縛られて、気を失っていた。ナショナルキッドは川熊宇宙科学研究所に誰もいないことを確認する
ナショナルキッドは洞窟の中に入るが、閉じ込められてしまう
川熊博士の声が、扉の向こうに身動きできない4人の命があって後10秒で特殊時限爆弾が爆発すると言う