「地底魔城 第七回」 脚本:赤坂長義 監督:小池淳

山口京子はアンナによって、黒岩博士のアジトに連れてこられる。ドクトルゾンネは、死にかけの原田丈吉の治療をして喋れるようにしたが、拷問はいけないと釘を差す
黒岩博士は原田丈吉に、ブローチの在処を聞く。ブローチの中には、全宇宙のコバルティウム資源の調査票が隠されている。原田丈吉は知らないととぼける
黒岩博士は山口京子を連れてきて、白状しないと山口京子を痛い目に遭わすと脅す。原田丈吉は、人違いだと言う。黒岩博士は山口京子に、受け取った物をどうしたか聞く
山口京子が知らないと言うので、黒岩博士は銃で脅す。アンナが来て、ヘルシュタインから信号が入ったと伝える。黒岩博士、ドクトルゾンネ、アンナは通信室(?)に行く
ヘルシュタインは3人に、協力してリストの行方を突き止めるよう命令する

浮浪者 赤平(あかへい)は、古物商を訪れてブローチを売ろうとする。店主の張(チャン)は、本物の金なら10万円はするが、メッキだから千円だと言う
しょうがなく赤平は千円で売って帰る。張はブローチを店のショーウインドーに飾る

旗竜作研究所に、旗竜作、チャコ、小畑幸男、武部友宏、大谷蔵三、大谷悟郎はいた
山口京子の帰りが遅いので、旗竜作、小畑幸男、武部友宏、大谷蔵三、大谷悟郎は捜しに行く。円盤が飛んできて、光線で威嚇攻撃をする
円盤は、山口京子を返してほしければ、バルティウム資源のリストを渡せと言って、去って行く

古物商のショーウインドーに、ブローチが10万円で売られてた。緑川剛介と佐野かおるが通りかかる。佐野かおるはブローチを欲しがる
緑川剛介は買ってあげようとするが、10万円と聞いて諦める。緑川剛介と佐野かおるは、帰る。浮浪者 赤平が戻ってきて、ブローチが10万円で売られてることに気づく
浮浪者 赤平は店の中に入って、張に文句を言う。浮浪者 赤平は千円を出すから返せと言う
だが張は、一度買ったら自分の物で、値段をつけるのは自分の勝手だと言って、10万円を要求する。浮浪者 赤平は怒って帰る。ドクトルゾンネが通りがかり、ブローチに気づく

旗竜作研究所の応接室に、旗竜作、チャコ、永野博士、永野良子はいた
旗竜作は永野博士に、山口京子が地底人に攫われたのは、ブローチを受け取った永野良子に間違われたからだと説明する
永野博士は今度は、永野良子と共に地底人に狙われる番だと理解する。永野博士、永野良子は警戒して、旗竜作研究所に残る。旗竜作は、山口京子を助けに行く
地底人8人が来る。大谷蔵三が、黒い人間が走って行くのを見る。小畑幸男、武部友宏、大谷蔵三、大谷悟郎は、配置について見張る。
緑川剛介と佐野かおるが、訪ねて来る。大谷蔵三、大谷悟郎は、地底人の計略だと思って、確認しないで襲い掛かる。小畑幸男が止める
そこに地底人4人が現れて、小畑幸男たち5人を襲う。応接室に地底人将校、地底人4人が現れて、永野良子をさらっていく。小畑幸男がマジックラジオで、ナショナルキッドを呼ぶ

地底人2人は永野良子を連れて逃げていた。その前にナショナルキッドが現れる。ナショナルキッドは地底人2人を殴り倒す。地底人4人が駆け付けて、6人で逃げようとする
ナショナルキッドが先回りをするので、地底人6人は銃を向ける。ナショナルキッドがエロルヤ光線銃で撃つと、地底人の銃からは弾が出ない。地底人6人は逃げる
ナショナルキッドと永野良子は、旗竜作研究所に戻って行く

浮浪者 赤平は古物商に戻る。戸が閉まっていたので、ショーウインドーを石で壊そうとする。だが近くに警官がいたので、諦めて去って行く
店内にいた張は、何者かに銃殺される。犯人は戸を開ける。犯人は逃げようとするが、浮浪者 赤平が戻ってくる。犯人は店の奥に隠れる。浮浪者 赤平はブローチを盗んで逃げる
浮浪者 赤平は、先回りした犯人に銃殺されて、ブローチを奪われる。高倉警部と土居刑事は、古物商や浮浪者 赤平の死体を調べる

黒岩博士のアジトで、山口京子は原田丈吉を看病する。原田丈吉は、暖炉の中の白骨が大谷蔵三、大谷悟郎の叔父さんだと言う
原田丈吉は叔父の偽物にされようとしたが、裏切ったのでアンナにやられたと言う。ドクトルゾンネが戻ってきて、ブローチを見せて、リストの半分しか入ってなかったと言う
ドクトルゾンネは、残りの半分の在処を聞く。原田丈吉は、知らないと答える。ドクトルゾンネは、言わなければ山口京子の命はないと脅す
ドクトルゾンネは、完全なリストを手に入れて宇宙の王となるつもり