「地底魔城 第四回」 脚本:赤坂長義 監督:小池淳

黒岩博士はナショナルキッドが倒れたのを確認して、エレベーターで地底王国へ向かう
ナショナルキッドは起き上がって、エロルヤ光線銃で毒ガスを配管に戻す。そして壁に体当たりして脱出して、飛んでエレベーターを追う
黒岩博士は総統室に来る。ドクトルゾンネは黒岩博士に、地上攻撃の作戦を伺う。第一の作戦は、宣戦布告して、地上各国を攻撃して屈服させること
第二の作戦は、地上各国を地面から攻撃して不和を起こさせて、互いを戦わせて自滅させること。時間的余裕がないので、ヘルシュタインは第一の作戦を取る

旗竜作研究所に地底人4人が来て、チャコ、小畑幸男、武部友宏、山口京子をさらう
小畑幸男のマジックラジオは、佐野かおるのと入れ替わっていたので、ナショナルキッドを呼べなかった
チャコ達4人は総統室に連行される。武部友宏は、黒岩博士が地底人だと見抜く。チャコ達4人は牢屋に入れられて、大谷蔵三、大谷吾郎、浜村飛行士と再会する
緑川剛介、佐野かおるを含め、交代で抜け穴を掘っていた。地底人2人が来る。緑川剛介、佐野かおるは「白鳥の湖」を踊って追い返す
その隙に全員で抜け穴から逃げ出す。チャコ達が総統室に来ると、地底人10人に取り囲まれる。ヘルシュタイン、ドクトルゾンネ、黒岩博士が来る
黒岩博士は見せしめとして、緑川剛介を原子銃による銃殺の刑に処するという。原子銃の強力な放射能で、体が原子に解体される
黒岩博士は地底人1人に命じて、緑川剛介を原子銃で銃殺させようとする。佐野かおるはマジックラジオを小畑幸男に渡す。小畑幸男は、ナショナルキッドを呼ぶ
地底人1人は、原子銃を黒岩博士に向ける。地底人はナショナルキッドだった。ナショナルキッドは黒岩博士を人質にとり、チャコ達を地上に送り返す事を要求する
ヘルシュタインは、要求を呑む

チャコ達は、円盤で地上に送り返される。ナショナルキッドは黒岩博士を人質にして、円盤を降りる。高倉警部、土井刑事、永野博士、警官2人がパトカーで来る
ナショナルキッドは、黒岩博士を高倉警部に引き渡す。土井刑事は黒岩博士を逮捕する

自由の女神像、エトワール凱旋門、サグラダ・ファミリア、国会議事堂の上空に円盤が現れて、5時間以内に黒岩博士を釈放するよう要求する
さもなくば全世界に総攻撃を開始すると。旗竜作、チャコ、少年探偵グループ、浜村飛行士は旗竜作研究所におり、上空の円盤を眺める
旗竜作は、戦争は絶対に避けなければならないと言う。これからの戦争は原爆や水爆を使うから、人類や地球を滅亡させる危険があるから
黒岩博士を釈放すると、地底人は強力になって攻撃を仕掛けてくる。全員、どうしたら戦争を防げるか悩む
国会議事堂では大臣が、日本国政府は全世界の平和と安寧を維持するため、本日正午、黒岩博士を釈放することを決定したと発表する

黒岩博士は関東拘置所の牢屋に入れられていた。大臣が来て、黒岩博士を釈放させる。黒岩博士は、今夜あたり出るつもりだったという
天井から梯子が降りてきて、原子銃を持った地底人2人が降りてくる。黒岩博士は地底人2人と一緒に、梯子を登る。梯子が引き上げられる
関東拘置所の上空に円盤があった。円盤は光線を出して、関東拘置所を破壊する

総統室に黒岩博士が戻る。黒岩博士は監禁した返礼に、地球総攻撃を提案する。ヘルシュタインは許可する。黒岩博士は、地底艦隊を全て出撃させる
地底艦隊のエンジンの振動で、地震が起こる。旗竜作研究所に、チャコ、少年探偵グループ、永野博士、永野良子、浜村飛行士はおり、地震の恐怖に怯える
ヘルシュタインが地底艦隊を出撃させようとすると、アラームが鳴る。地底人1人が来て、人工太陽資源の貯蔵庫が、何者かに破壊されたと伝える
地底人1人が来て、ナショナルキッドのエロルヤ光線銃が、人工太陽エネルギーをゼロにしたと言う。ナショナルキッドは地底人に扮して紛れていた
黒岩博士は地底人達に、撃てと命令する。だがドクトルゾンネが止める。ドクトルゾンネは、空気浄化の装置も光の素も止まったので地底人は窒息してしまうと言う
ヘルシュタインは地球を脱出して、太陽光線に近い宇宙圏に退避することにする。ナショナルキッドは、出発させる。地底人達は、地底艦隊で宇宙へ退避する
ナショナルキッドは飛んで後を追う。旗竜作、チャコ、少年探偵グループ、永野博士、永野良子、浜村飛行士は、ナショナルキッドを見て万歳をする