「海底魔王ネルコン 第三回 真田博士の正体は?」 脚本:谷井敬 監督:小池淳

真田博士は少年探偵グループを自宅の中に招き入れる。魚の標本や水槽がたくさんあった
研究室で真田博士は、専門の深海魚の事ならどこの博物館や水族館にも負けないと言う。武部友宏は隣の部屋へのドアに気づいて開けようとするが、開かない
武部友宏は、隣の部屋が何かを聞く。真田博士は、この部屋の続きだと言う。武部友宏が中を見せてくれるように頼むと、強く断る
少年探偵グループが怪しんだので、真田博士はコーヒーをご馳走すると言って、応接間へと連れて行く。応接間で真田博士はコーヒーを淹れる
だが少年探偵グループは飲まなかったので、真田博士は先に飲む。少年探偵グループが飲もうとした時、山口京子は窓の外から誰かが覗いているのに気づく
真田博士は、自分の甥だと言う。真田博士は、サンゴに入ってくるように言う。サンゴが応接間に入ってきて、真田博士に言われて挨拶する
真田博士は自分の専門の研究から、子供の名前も海に関係のある物にした。甥もそうした。真田博士は名前を変えるように勧めるが、小畑幸男と山口京子は断る
真田博士はお土産に、最近自分が発見した珍しい魚が入った金魚鉢を渡す。少年探偵グループは、金魚鉢を持って帰る

旗竜作研究所に、旗竜作、永野博士、川村博士はいた
旗竜作は海底人対策に、海底人は太陽の直射日光を酷く嫌っているので、放射線をもう一段と強力することを思いついたと言う
旗竜作は永野博士と川村博士に、データをまとめてレポートにしておくから、検討してみてくださいと言う。少年探偵グループが帰ってくる
旗竜作は、どこに行ってたかと聞く。小畑幸男は、真田博士の所に調査に行っていたと答える。武部友宏は、見つかってコーヒーをご馳走になったと答える
大谷吾郎は永野博士に、真田博士が怪しい奴か、いい人なのかと聞く。永野博士は、私にも分からないと笑う。永野博士、川村博士は帰る
大谷蔵三は金魚鉢を研究室に置く

夜、金魚鉢から魚が飛び出す。魚は海底人になる。海底人は、研究室の机の上に手提げ金庫を見つける
海底人は、右手の爪の先から溶解液を垂らして、金庫のダイヤルを溶かして外す。警報が鳴る。旗竜作、チャコ、少年探偵グループは、研究室に向かう
旗竜作が研究室に入ると、海底人は窓枠ごと窓ガラスを壊して、手提げ金庫を持って外へ逃げた。旗竜作は、落ちていた海底人の鱗を拾った
チャコと少年探偵グループが、研究室に来る。旗竜作は、本当のレポートは別の所に隠してあると言う
旗竜作に言われて、チャコと少年探偵グループは寝室に戻って寝る

翌朝、旗竜作は自宅の庭に白い(?)体液が落ちてるのに気づく。旗竜作は、体液の跡を追っていく。体液は林の中、そして真田博士の家の前の池まで続いてた
真田博士は、海底人と一緒に自宅にいた。真田博士はレポートを偽物だと見抜き、海底人を叱る。真田博士に言われて、海底人は鱗を落としたことに気づく
真田博士は、旗竜作が今後ますます用心するだろうと思った。真田博士は、海底魔王ネルコンの指示を仰ぐことにする。真田博士は、黒い長衣を着る
海底人は、三角頭巾の黒い長衣を着る。真田博士と海底人は、自宅内の秘密階段を降りて行き、洞窟に辿り着く
真田博士と海底人は、そこにあるボートに乗り込む。ボートは海に出て、ギルトールの口の中に入って行く
真田博士と海底人はボートを降りて、海底魔王ネルコンのいる部屋に入る。真田博士は、フィッシュ1号と2号が来たと言う
海底魔王ネルコンは、フィッシュ2号が命令に背いたと責める
フィッシュ2号は、命令に背いたのではなく、命令通り旗竜作研究所に忍び込んだが、失敗したと弁明する
海底魔王ネルコンは、失敗したということは命令が実行できなかったことではない、命令に背いた者は必ず罰を受けるということを忘れてはいないなと責める
フィッシュ2号は命乞いをするが、海底魔王ネルコンは右手から雷を出して、フィッシュ2号を処刑する
海底魔王ネルコンは、フィッシュ1号は真田博士として、地上の人間の信用を得ているから、それを利用して、旗竜作、永野博士を消すように命令する
ナショナルキッドは、ギルドールの上の海面を旋回して飛んでいた。別の海底人が来て、それを海底魔王ネルコンに伝える。ギルトールは深海へと潜っていく