「インカ族の来襲 第十二回 円盤総出撃」 脚本:谷井敬 監督:赤坂長義

水野研究所で水野博士が研究をしていると、水野良子が来て、少年探偵グループが旗竜作の手紙を持ってきたと伝える。水野博士は本田助手に後を任せて、応接室に行く
応接室に水野博士、水野博士夫人、水野良子、小畑幸男、武部友宏、大谷蔵三がいた。水野博士は手紙を読んで、大谷吾郎がインカ金星人に連れ去られたと伝える
大谷蔵三は、もうダメだと諦める。水野博士は、手紙にはナショナルキッドが助けに行くと書いてある、自分達も努力して救い出すと言う
小畑幸男が、なぜ大谷吾郎を誘拐したかと聞く。水野博士夫人は、ナショナルキッドを円盤に誘き寄せるためだと言う
水野良子は、ナショナルキッドは罠にはまりに行ったようなもので、ほかに方法はなかったのかと聞く
水野博士は、大谷吾郎を助けられるのはナショナルキッド以外はいないと答える
小畑幸男は、ナショナルキッドを宇宙船に誘き寄せるには、きっとやっつける方法を見つけたのでは聞く。水野は、それに違いないと答える
武部友宏は、もしやられたら地球はどうなると聞く。水野博士は、現在、科学者がやっている研究が完成しない限り、ダメだと答える
水野博士の研究は理論的には解決しているが、まだ実際には出来ていない。水野博士は、完成してみせると言う

チャコと山口京子は捜査第一課に来ていた。高倉警部は旗竜作の手紙を読んで、大変な事になったと言う
高倉警部は、旗竜作の言うように一日も早く地球防衛連合軍を作る必要があると言う
新聞記事「ナショナルキッドと吾郎少年はインカ金星人に捕えられたか?」「待たれる水野博士のPS砲完成」「地球防衛連合軍誕生」
総司令が、地球防衛連合軍は本日からインカ金星人の襲撃に備えて任務についたので、総力を挙げて連合軍に参加し、インカ金星人の撃退に務めてほしいと将校に伝える
旗研究所では、大谷蔵三が落ち込んでいた。小畑幸男と武部友宏と山口京子が、大谷吾郎は助かると励ます
マジックラジオでナショナルキッドを呼んでも来てくれないので、大谷蔵三は部屋を出て行く

宇宙船スカウの中では、ナショナルキッドは壁に磔にされていた。大谷吾郎は別室に監禁されていた。旗研究所にチャコが帰ってくる
小畑幸男は、大谷蔵三が大谷吾郎を心配していると伝える。チャコは、水野博士は一週間閉じこもったまま、研究を続けていると教える
別の少年探偵グループが訪ねて来る。リーダーは北島。北島は少年探偵連合軍を作って、小畑幸男を総隊長にすることを提案する。全員一致で決定
男子15名、女子5名の予定。山口京子は、女子グループの隊長にチャコを推薦する。チャコは了解する。電話がかかってきたので、小畑幸男が出る
高倉警部からで、旗竜作はまだ帰っていないと伝える。高倉警部は、地球防衛連合軍のレーダーに円盤らしい物がキャッチされたと伝える
さらに水野博士からの電話で、怪電波は水野研究所をめがけて放射されているらしいと知らせが来た、旗研究所も狙われるかもしれないので、気をつけるように言う
小畑幸男は電話を切って、みんなに電話の内容を教える。少年探偵連合軍を全員集合させることにする。別の少年探偵グループは、みんなを呼びに行く
武部友宏の提案で、2班に分けて水野研究所防衛隊と旗研究所防衛隊を作ることにする。大谷蔵三は、大谷吾郎の敵討ちだと燃える

宇宙船スカウの中では、部下のインカ金星人2人が大谷吾郎が監禁されている部屋に入る。部下のインカ金星人1人が宇宙食を勧めるが、大谷吾郎は断る
その宇宙食は美味しくて、食べればひと月は食べ物は必要がない。大谷吾郎が強情に断るので、そのインカ金星人は部屋を出て行く
残ったインカ金星人に、大谷吾郎は宇宙食を持っているか聞く。インカ金星人は、宇宙食を見せる。大谷吾郎が食べてみたくなったと言うと、インカ金星人は宇宙食を上げる
大谷吾郎は宇宙食を食べる