「インカ族の来襲 第十回 ペタルニヤSSを探がせ」 脚本:谷井敬 監督:赤坂長義

少年探偵グループ、別の少年探偵グループ、水野博士、高倉警部、土居警部補、旗竜作は、川で魚が死んでいるのを見つける。川の中で釣りをしていた少年が倒れる
チャコの知らせで、全員そこに駆けつける。少年は、そこにいた大人が助ける。水野博士は、原因がよく分からなかった
旗竜作は死んでいる魚を拾い、高倉警部に至急、水源地、浄水場、水道の各系統に非常警戒を指令し、都民に水を飲まないように、厳重に警告するように頼む
高倉警部は土居警部補に、本庁に帰って緊急手配するように命令する。土居警部補は、本庁に向かう。旗竜作は、インカ金星人達の仕業だと推測する
旗竜作は全員に、家に帰っても一滴の水を飲まないように注意する。ジュースやサイダーなど、瓶詰の物なら大丈夫
チャコ、少年探偵グループ、別の少年探偵グループ、水野良子、山田つね子は、研究のために川の水を汲む
旗竜作、水野博士、高倉警部、チャコ、少年探偵グループ、本田助手、別の助手は、水野研究所にいた
本田助手が顕微鏡で珍しい結晶を見つける。水野博士も顕微鏡を見て、本で調べる。水野博士は、よく似ている物を見つけるが、少し違う
図の物より数万倍の毒性を持っている

ある野球少年が帰宅して、台所の水道から水を飲む。野球少年は苦しんで倒れる。断水になる。群衆は酒屋で、キリンジュースを奪い合う
ある職場では、職員2人が2本のキリンジュースを奪い合う

TVアナウンサーが、各地の水道は断水されているが、危険だから絶対に飲まないように注意を呼び掛けて、井戸水も同じ状態だと伝える
テレビ画面が乱れて、ヴィマナが映る。ヴィマナは、インカ金星人の指令に従わなければ、あらゆる水を地球上から蒸発させると脅す

水野研究所では水野博士が、毒物の元がラデューXPOだと突き止める。旗竜作の提案で、ペタルニヤ系を作用させることにする
水野博士は本田助手に、ラデューXPO液を試験管に5本ばかり作らせる。水野博士はペタルニヤAを作るが、効果が弱い。ペタルニヤCでも弱かった
水野博士は、ペタルニヤCより強力な物を持っていない。日本中、誰も持っていない。ペタルニヤ系以外の物で、ラデューXPOの毒性を中和するのは不可能
旗竜作は、アフリカのアクアコンガの山奥でペタルニヤSの鉱石が発見された学会の会報の記事を思い出す
旗竜作は4時間だけ時間をくれるように言って、出かける。ナショナルキッドは、アフリカのアクアコンガに向かって飛ぶ

ナショナルキッドはアクアコンガの山奥で、ペタルニヤSの鉱石を探す。ナショナルキッドは、エロルヤ光線銃で足元の石を破壊したが、不純物が多すぎた
ナショナルキッドはエロルヤ光線銃で、石を破壊していく。3度目にペタルニヤSの鉱石を手に入れ、袋に詰める。カビアと部下のインカ金星人6人が待ち伏せをしていた
部下のインカ金星人6人は素手で襲ってくる。ナショナルキッドは、立ち向かう。水野研究所では、少年探偵グループは水分不足で倒れる寸前だった
部下のインカ金星人2人が殺人光線銃を持ってきたので、ナショナルキッドはエロルヤ光線銃で消滅させる
カビアと部下のインカ金星人8人が、殺人光線銃でナショナルキッドを撃つ。だがナショナルキッドは平気だった
アウラはその様子を円盤のモニターで見ており、自分達は失敗したと悟った。アウラはヴィマナに命じて、カビアを引き上げさせる

水野研究所では、4時間以上経っていた。ナショナルキッドはペタルニヤSの鉱石を持って、飛んで日本に帰る
旗竜作はペタルニヤSの鉱石を水野研究所に運び、ナショナルキッドが届けてくれたと説明する
水野博士も水分不足でフラフラだったので、代わりに旗竜作が薬を作り始める